トレブルフック&弓角のハリ先を研ぐ
今年から本格的にルアーフィッシングを始めましたが、まあ、ルアー釣りというのはバラシの多い釣りですな。トリプルフックはあんなにも外れやすいのに、どうしてルアーはトリプルフックなのでしょうか? まあ、そういうもんと納得するよりないのでしょうが・・・・・・。
さて、トリプルフックも使えば当然、ハリ先が甘くなりますね。交換するのが一番でしょうが、トリプルフックは高いので頻繁にフック交換することはとてもじゃないけれど無理。
なのでハリ先を研いでみることにしました。
学生の頃に買った、ハリ先という概念のなくなったトリプルフックで実験です。
自分の指に軽く押し当てても、大した痛みを感じません。こんなのルアーに付けたところで、フッキングさせることは無理でしょう。せっかくのアタリも、口を弾くだけで終わってしまいそう。
こんな質のトリプルフックは、いくらなんでもいまどき売っていないですね。未使用でこれですから。でも、実験の甲斐があるってもの。
用意したのは金属ヤスリ。これでハリ先を鋭利にしてみます。
ハリのカエシからハリ先に向かってヤスリで研磨します。ハリ先が丸くなっていると、けっこう削れていく感覚というのがわかるものです。
それとハリ先をより細くするため、サイドからもヤスリがけしました。
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小さいので大変ですが、根気よく研磨を続けるとこの通りピカピカに。
指に押し当てるとだいぶ痛みを感じるようになりました。ま、それでもハリ先ピンピンの新品には敵わないでしょうが、貫通力は研磨前に比べれば段違いでしょう。
フック自体の性能もあるので限界はあるでしょうが、研磨すればするだけ鋭くなるということもなさそうなので、ある程度のところまで研いだら、良しとします。
さて、トリプルフックはダメになったら最悪交換すればいいだけですが、ハリとボディーが一体となった弓角はそうはいきません。
幾度もわたしに釣果をもたらしてくれた歴戦の雄のハリ先をピカピカに。
弓角はけっこうハリ先の鋭さがモノを言う釣りで、ハリ先が甘い弓角だとアタリは出てもフッキングはなかなかできない・・・・・・と、とあるブログに書いてありましたね。
弓角はトレブルフックに比べて大きいので、研ぐのも簡単。ほぼ新品状態の鋭さに戻すことができたと思います。
ま、フックを研磨すれば防錆メッキが取れて錆びやすくなるんでしょうけど、錆びたらまた研いでを繰り返して、寿命まで使ってやろうと思います。
ま、そんなには弓角はヘビーユースをしませんけどね。準備万端にしておきます。
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