新サンマの塩焼きと刺し身、そしてサンマヒジキムシ
まったく今年はなんちゅう天気なんでしょうか。一年で最も魚が釣れる季節の9月に、全然釣りができないなんて・・・・・・。
例年なら回遊魚終盤戦にカワハギ、メジナ、タチウオなど、いろいろな魚が狙えるんですけど、今年もまあ狙えるんでしょうけど、こんだけ雨が降ってしまうと、釣り人の気持ちが萎えてしまいますな。
そんな状態なので、今回も釣り情報ではなく、魚料理レポ。秋といえばサンマ、サンマが安く流通する秋は毎年のお楽しみ。
サンマの定番料理といえば塩焼きと刺し身です。
塩焼きにして掛け値なしに絶品といえるのはサンマとタチウオぐらいでしょうか。とにかくうまい、うますぎる、それがサンマの塩焼きです。
作り方は塩振って焼くだけ・・・・・・ではありません。まずはサンマにたっぷりと塩をまぶして15~20分、時間が経ったらその塩を洗い流し、水分をよく拭き取ってから塩を適量パッパと振って焼きます。
最初に塩を振って置くことで、生臭さを驚くほど取ることができるため、内臓ごと食べる場合には特に重要な作業です。それに程よく水分が抜けることでよりふっくらと焼き上がります。
薬味は大根おろしとスダチ、この組み合わせは鉄板! これ以上においしい塩焼きはそうそう思いつかない、まさに究極のお味といえるでしょう。
そして刺し身も言わずもがな味わいなんですが、造るには血合い骨を抜く手間がまあまあ面倒くさいですが、その手間に報いてくれるうまさです。
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ところで今回、塩焼きにしたサンマにはサンマヒジキムシなる寄生虫が。
わたしのサンマからも、動画とまったく同じクリーチャーが出てまいりました。正直、サンマヒジキムシのことは知らなかったのでビックリ。
サンマヒジキムシはいろいろな魚に寄生するカイアシの仲間のひとつで、見た目は極めてデンジャラスですが、人への寄生はないとのことで、サンマヒジキムシに寄生されたサンマを食べても問題はありません。
しかし今年のサンマは体に穴が空いていることが多いなと思ってはいましたが、こいつが原因だったとは。今年はサンマヒジキムシの当たり年なんでしょうね。
ま、傷物サンマは比較的安く売っていることが多いですから、ちょいとグロテスクなことを我慢すれば庶民にとってはいいことなのかもしれません・・・・・・まったく気にならないということはさすがにないっすけど。
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