自家製コノシロ酢締めで一杯

冬場、東京湾のボートシーバスゲームでアングラーを熱くさせるのがコノシロパターン。大型コノシロを模したビッグベイトに好反応を見せるものだから、豪快なゲームが楽しめるんだそう。

ま、わたしは陸っぱりしかやらないので関係ない話ではあります。ただ季節柄、近海物のコノシロが安く売られていたので購入しました。

自家製コノシロの酢締めです。これだけあって200円。
自家製コノシロの酢締め 

いやぁ~、うまい! 脂が乗っているし、なんたって香りがいい! 格安回転寿司のコハダの握りとは比較にならないおいしさですね。

作り方は簡単で、三枚におろしたらガンバラを削ぎ落として、薄塩で数時間締めたら酢水洗い。水分をしっかり拭き取ったら、後は一日お酢に漬けておけば完成です。

普通、コハダ程度の大きさだったら酢につけるのは10分とか、長くて20分程度だと思いますが、コノシロサイズ(20cm以上)になってしまうと、数十分漬けたぐらいじゃあ骨が溶けないと思います。

脂も強く乗っていますから、数時間は酢に漬けないと爽やかさが出ないんじゃないでしょうか。わたしはいちいち時間を測るのが面倒なので、前日に仕込んで翌日食べました。

コノシロは安くてうまいので、おすすめですね!


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スケトウダラでタラ汁&自家製タラコ

最近、新しい趣味としてハマっているランニング。わたしの地元は田舎だから信号が少なく、長い距離をほとんど止まることなく走れるから爽快です。

そんなんだからもちろん釣りには行っていません。もっぱら魚屋で素材を仕入れて、魚料理ばかり作っております。

初めて丸の状態で扱ったスケトウダラ
スケトウダラ 

いつもはスキミダラとして、フィレの状態のものをフライにして楽しんでいますが、この状態はさすがに迫力ありますなあ~。にしても、体高が凄い!

いろいろな食べ方ができそうですが、初めての魚はやっぱり王道を行くべし。スケトウダラといえばやっぱり汁でしょう!

昆布とアラ、煮干しでダシを取ったタラ汁です。
スケトウダラで作ったタラ汁 

煮崩れやすいスケトウダラだから、食べる直前にサッと火を通してやって完成です。あれもこれもと入れてしまうとスケトウダラが崩れてしまうので、他の具材はネギだけ。

これがまあおいしい! タラならではの風味と味噌の香りの相性が素晴らしく、青ネギがピリッと味を引き締めます。寒い季節にはもってこいです、これ。

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そして身よりも断然価値の高いタラコ。かなり大きい!
スケトウダラから作った自家製タラコ 

真子のおいしさは魚類の中でもトップクラスですから、お腹から大切に取り出して、味付けは塩麹などでシンプルに。

ならではのブチブチとした心地よい食感、噛むほどに滲み出る旨味、そして歩留まりの良さ、タラコは最高ですね。そして市販のタラコよりも断然鮮度が高いから、風味が軽くて特別なおいしさがあります。

スケトウダラは皮が硬く身が柔らかいからキレイにさばくのは難しいですが、真子さえ傷つけずに取り出すことができれば及第点。身は汁にしてしまうのですから、多少崩れてしまっても気にしない。

安い魚ですから、食べなきゃ損ですね、スケトウダラ!


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