祇園いづうの鯖姿寿司

南北に長い日本列島各地には、魚マニアとして絶対試してみたいご当地の逸品が多々あります。

例えば前に紹介した佐久鯉もそうですし、よく釣りに行く西伊豆・戸田の深海魚もそう。今回紹介する逸品も常々試してみたいと思っていたものです。

京都祇園いづう鯖姿寿司(ハーフ)です。お値段は2,500円弱。
京都祇園いづうの鯖姿寿司

鯖寿司といえば祇園のいづうが日本一の知名度といえ、魚マニアにとっては試さずに死ねるか的な存在であることは言うまでもありません。

いづうの説明をちょっとしますと、創業は1781年といいますから、なんと歴史は237年! そんな昔から鯖寿司を作り続けているんですから、まあ、うまくないわけがないんです、当たり前ですが。

封を開けるとお寿司は厚めの昆布にしっかり巻かれています。
京都祇園いづうの鯖姿寿司は昆布にしっかり巻かれている

バッテラなどは一緒に食べられるよう薄い昆布がひっついていますが、いづうの鯖姿寿司は昆布を取っていただきます。

ちなみにこの昆布は上等品ですので捨ててはダメ。味噌汁のダシにしないともったいない。

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昆布を取るとこのように美しいサバの銀皮が表れます。
京都祇園いづうの鯖姿寿司はサバの銀皮が美しい

まずは何もつけずにそのままバクリといただきます・・・・・・うまい! 今まで食べていた鯖寿司とはひと味もふた味も明らかに違う!

なんたってサバと酢飯の馴染み具合が絶妙で、サバは本来の風味はしっかり残っているのに柔らかくなれており、酢飯と完全に一体化しています。

その酢飯は酢がしっかり効いているのに立っておらず、嫌味のない甘味がなんとも上品。

237年続く味は確かに凄い! 料理は塩梅といいますが、その言葉を実地でわからせてくれる素晴らしい味わいですね。

そのまま食べてもおいしいですが、わさび醤油でいくのもオツなもの。むしろ関東人にはわさび醤油でパンチを出したほうがよりおいしく感じられるかも。

サバがお好きな方は是非お試しいただきたいですね。これほどのお寿司は早々味わえないと思います。


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