マイワシの刺し身となめろう
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最近、ダートアクション系のルアーに興味があります。ダートアクション系の餌木なんかは魚もけっこう釣れるらしいと聞いて、やっぱりダートは強アピールなんだなと。
ワインド、アイスジグ、タチウオジグなど、ちょっと欲しいな～と。いやぁ、物欲がおさまりません。
さて先日、久しぶりにマイワシを購入。あまりにも良い物が安かったので。
25cmサイズのイワシが4本入って298円ですよ、これは安いですねえ～。しかも千葉県で獲れた近海物ですから、鮮度的にもまったく問題ないでしょう、こりゃ。
安売りしている時こそうまい、というのが魚の方程式ですから、これは買うっきゃないわけで。それにマイワシの刺し身はうまいですからね、いやいや嬉しい限りです。
マイワシの頭と尾、背ビレを取り、内臓も指をさし込んで除去した状態。
ここから手開きにしていきます。イワシは小骨が多いので、包丁を使って開いてしまうと身にたくさん骨が残ってしまって具合が悪い。そこで、手開きにして骨を傷つけずに取ってしまおうというわけです。
昔の人はいちいち理に適っていますな。イワシという魚の特性をここまで研究しているところが、日本人が世界一の魚食民たるゆえんのひとつ。
マイワシを手開きに。頭と尾を取ってやることで非常に簡単に開けます。
右上の中骨を見ればわかると思いますが、細かい骨がたっぷりと付いています。包丁でさばくとこれが身に残っちゃうわけですから、口当たりが悪いうのは当然。
あとは両脇の腹骨をすき落として、手開きしても身に残ってしまった骨を骨抜きで抜きます。特に上下の頭と尾の部分にはたくさん骨がありますので、お刺し身にするならしっかりと抜いてください。
骨抜きまで終わったら、後はペリペリと皮を剥がせばOK。
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マイワシのお刺し身。皮目が銀ピカに光ってキレイですねえ～。
銀皮の下に脂が白くかたまっていて、マイワシが最高なのはこの脂ですね。脂が乗っていないマイワシなんて食べる価値がないというか、脂っこい刺し身が食べたい時こそマイワシです。
ちなみにマイワシの脂には不飽和脂肪酸がたっぷりと入っていて、いわゆる血液サラサラ成分というやつ。体には最高の脂ですが、当然、カロリーは高いです。
マイワシを食べるのなら、やっぱり生姜醤油で。たっぷりと生姜を乗せます。
うまい！ これはうまい！ マイワシの刺し身は最高！
獲れ獲れの歯応え抜群とはいきませんでしたが、生臭みは一切なくとてもおいしい！ それに骨がほとんど入っていないから口当たりがいいですね。
寿司屋などではこれにネギが乗りますが、無くても十分おいしいと思います。それと、ワサビ醤油だとなんか気の抜けた味になるから不思議。
身がやわらかくて崩れた部分や刺し身の端で作ったマイワシのなめろう。
なめろうも最高においしい！ アジとはまたひと味ちがうおいしさと風味があります。味噌って不思議で、醤油と同じぐらい魚の生臭みを抑える効果があるように思えます。
なめろうは魚のほか、味噌、七味唐辛子、ネギ、皮を剥いた生姜を叩き込んだだけ。ネットリとしたマイワシのおいしさの中に、いろいろな風味と食感があって、複雑でよいお味。
やっぱりマイワシは最高のお魚のひとつですね。食べなきゃもったいないと思います。
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今回、お刺し身の骨抜きにはメリーの「骨抜きプライヤ
」を使いました。
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この骨抜き、すさまじいです。どんな小骨も、力を入れることなくスゥーッと抜けてしまいます。今まで毛抜きタイプの骨抜きを使っていましたが、次元がまったく違う代物です。
今までの骨抜き作業がなんだったのかと思うほど、笑ってしまうほど骨を簡単に抜くことができ、力を入れずに骨が抜けるから、身がボロボロになりません。
小魚をお刺し身にするのに、血合い骨を断ち落としていては可食部位が異常に少なくなってしまうので、ぜひ骨抜きプライヤをお試しを。アマゾンで送料無料で1,500円程度で買えます。絶対のおすすめです！
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