なぜオキアミを 砂糖締めに? |
マダイやクロダイ、メジナにイサキ、アジ、メバル、根魚、回遊魚etc、ほとんどの魚がオキアミで釣れると言っても過言ではないほど、オキアミの釣りエサとしての威力は絶大。 そんなオキアミでよく見かけるのは釣行後に海へポイッと投棄される光景。コマセのアミエビやイソメなどの虫エサは仕方ないところもあるものの、オキアミは持ち帰りやすく、特に加工オキアミはかなり劣化しづらいので釣行後に捨ててしまってはもったいない。加工オキアミは100gあたり500円程度の価格だから、食べ物でいえば和牛などと同じくらいの値段の高級品。それをポイッとしてしまったらもったいないと思いません? PR:世界最大級の品揃え! フィッシング用品専門店【ナチュラム 】 そこでせっかくオキアミを持ち帰ったのなら、もしくは釣具店から生のオキアミを買ってきたなら、ただ冷凍庫で保存するのではなく砂糖締めにすることをおすすめ。オキアミを砂糖で締めると水分が程よく抜け保存性が高まり、エサ持ちが良くなって一段上のオキアミに。 また、砂糖をたっぷりと使って締めると冷凍庫に入れても凍結しないため、釣り場ですぐに使えるメリットもあり。それに魚は甘味を感じることがないと言われており、オキアミを砂糖締めにしても釣果に差は一切出ないと言え、エサ持ちの良さからむしろよく釣れるようになるぐらいといっても過言ではないほど。 オキアミの砂糖締めはとても簡単なのでぜひ実践あるのみ! |
手順 |
1.余った加工オキアミなどを新聞紙の上に置く 2.オキアミにたっぷりと砂糖を振りかけ手でまぶす 3.そのまま新聞紙でオキアミをくるんで一昼夜置く 4.砂糖によってオキアミから出てきた水分をキッチンペーパーでくるんで水気を取る 5.あとは小さな容器にティッシュペーパーを引き、オキアミを入れたらティッシュペーパーを乗せてからフタをして保存 |
手順解説 |
1.まずは例えば釣り場で余ったオキアミなどを用意する 加工オキアミといえども水分が多く残っており、このまま冷凍してしまうとブヨブヨになってしまう。また、水分のせいか、色味も白くて品質的にイマイチ。 2.広げた新聞紙にオキアミを乗せる 新聞紙じゃなくても布でもなんでもOK。ただしオキアミから水分が出るので捨てても問題ないものがおすすめ。 3.オキアミにたっぷりと砂糖を振りかける 今回使った砂糖は100円均一で買ったグラニュー糖。余計なニオイが付いていないシンプルな上白糖などがおすすめ。 PR:制約なくオリジナルの釣りブログが作れる! 無料&有料どちらもOK! 【JUGEM PLUS】 4.手でよく混ぜてオキアミにムラなく砂糖をまぶす 砂糖の加減にムラが出てしまうとしっかりと水分が抜けないため、よく混ぜてムラなく砂糖をまぶす。ただし力を入れずにオキアミが崩れないように混ぜる。 5.新聞紙にくるんで一昼夜置く 新聞紙にくるんで夏なら冷蔵庫で一昼夜、冬だったら玄関など冷える場所に置いておけばOK。砂糖は塩のように一気に水分は抜けないのでじっくりと時間を掛ける。 6.一昼夜置くとオキアミからたっぷりと水分が出る 砂糖で水分を抜いたオキアミはご覧のとおりに透明感が出る。一昼夜置いてまだ白っぽいようなら、砂糖を足して再度置いて水分を抜く。 PR:【メガバス オンラインショップ】限定商品多数! 7.キッチンペーパーを広げ砂糖締めしたオキアミを乗せる 砂糖締めしたオキアミの表面には水分がたくさん付いているので、それを拭き取るためにキッチンペーパーの上に乗せる。キッチンペーパーは吸水性がよく丈夫なので最後の仕上げにもってこい。 8.キッチンペーパーでくるんで15分ほど置く オキアミからはしっかりと水分が抜けているので、キッチンペーパーで15分もくるんで置けばOK。表面についた水分だけを取ってやればよい。 9.小さな容器にティッシュペーパーを引き、その上にオキアミを乗せる まだオキアミには砂糖が付いており、保存している間も水分は抜けるので、容器にティッシュペーパーを引かないと出てきた水分でベチャベチャになる。 10.仕上げにティッシュペーパーを上から乗せる 下にティッシュペーパーを引いているだけだと上部の水分が取れないので、上からも乗せてサンドイッチ状態にする。 PR:無料登録! クレジットカードで6億円クジtotoを購入!【Club toto】 11.容器にフタをしてあとは冷凍庫で保存する たくさんの砂糖で締めたオキアミは家庭用冷凍庫程度では氷結しないので、釣り場に着いたらすぐに使える。 砂糖で締めたオキアミは保存性だけではなく、硬くなるのエサ持ちがよくなり遠投性も高まる。また、魚は甘さを感じないとされているので、砂糖で締めても釣果に影響することがないと思われる。加えて臭味が取れるので、塩締めよりもよっぽど使いやすい。 もったいないので余ったオキアミは捨てずに、ぜひ砂糖締めにして保存することをおすすめ。砂糖をまぶして放っておけば勝手に砂糖が仕事をしてくれるので、とても楽ちん! |