堤防カワハギ釣り |
8月の後半から10月末ぐらいまでの間、全国各地の堤防際にはワッペンサイズのカワハギがたくさん群れる時期。せっかく釣って楽しく、食べておいしいカワハギがたくさんいるのだから、それを狙わない手はない。 しかし、堤防カワハギ釣りは、なんたってエサ取り名人とも言われるカワハギの小サイズを狙うため、ハリに掛けるのが非常に難しい。そのため、堤防カワハギ釣り専用の仕掛けを自作するのがベストであり、その仕掛けの精度によって釣果はだいぶ上向く。 そこで、特にエサにアオイソメをはじめとした虫エサを使う場合の堤防カワハギ仕掛けを紹介。専用の仕掛けを使うことで、釣果アップは間違いなしなのだ。 PR:世界最大級の品揃え! フィッシング用品専門店【ナチュラム 】 堤防カワハギ釣りのタックルは、ウルトラライトのルアーロッドがおすすめ。アタリが取りやすいうえに掛けてからのヤリトリが本当に面白い。また、リールはともかく、道糸は必ずPEラインを使うこと。PEラインでないと小カワハギのアタリを取ることは非常に困難。 |
アイテム |
1.フロロカーボンハリス 1号&1.5号 2.がまかつ「皮はぎ 3号」 3.ヨリモドシ2個 |
解説 |
用意するアイテムは非常にシンプル。太さの違う二種類のフロロカーボンハリスにカワハギ専用のハリ、そしてヨリモドシ2個だけ。おそらく、専用のハリ以外は、ほとんどすべての釣り人が当たり前に持っているアイテムのはずである。 さて、堤防カワハギ仕掛けにおける肝が、がまかつ「皮はぎ 3号」だ。 (※画像をクリックすると販売サイトにジャンプします) 何はなくとも、このハリだけは絶対に手に入れて欲しい。これがなければ堤防カワハギ釣りは非常に難しくなる。がまかつ「皮はぎ 3号」が、ワッペンサイズのカワハギの口にベストサイズで、しっかりと口に掛かるのに、小さすぎて飲まれるということがない。ハリ先も鋭く、一日使っても丸くなることがならない丈夫さも併せ持つ。 |
作業手順 |
1.太いハリスの上下にヨリモドシを付けて幹糸にする 2.その幹糸のちょうど真ん中辺りにエダスをふたつ付ける 3.エダスの端糸をエダス本線にハーフヒッチで巻き付け、余分な糸をカット 4.がまかつ「皮はぎ 3号」をエダスに付けて仕掛けの完成 |
解説 |
さて、作業手順に従って堤防カワハギ仕掛けを紹介。特別難しいことはない単純な胴付き仕掛けなのでご安心を。 1.太いハリスの上下にヨリモドシを付けて幹糸にする。 ハリスの上下にヨリモドシを付ける。ハリスが幹糸になるので、エダスに使うハリスよりもひとサイズ上の物を使う。通常の堤防なら幹糸の長さは30cm程度が扱いやすいが、水深があったり、堤防際からちょっと先を狙う場合は、もっと長くしたほうがいい。 2.その幹糸のちょうど真ん中辺りにエダスをふたつ付ける。 幹糸の真ん中あたりにエダスをふたつ付ける。エダスの端糸をあとでエダス本線に巻き付けるので、端糸がしっかりと出るように意識してエダスを結ぶ。 エダスの付け方は、以下のリンクを参照のこと。 ・エダスの結び方|Maioka FC 釣り具研究所 PR:こだわりの釣り具! 5千円以上で送料無料!【ナチュラム 】 3.エダスの端糸をエダス本線にハーフヒッチで巻き付け、余分な糸をカット。 エダスの端糸をエダス本線に巻き付けることで、エダスがピンと立ち、エダスが幹糸に絡まりづらくなるうえにエダスの強度もアップする。 エダスのハーフヒッチによる締め込みは以下を参照のこと。 ・三方編み付けエダス|Maioka FC 釣り具研究所 上手に端糸を巻き付けられれば、結び目はこのようにキレイに。 この結束部がキレイに仕上がらないと、ハリスの強度が発揮されないので、キレイに丁寧に結んでいくことが大切。 4.がまかつ「皮はぎ 3号」をエダスに付けて仕掛けの完成。 エダスの長さがあまり長いとアタリが取りにくくなり、エサを取られるだけなので、ハリスの号数にもよるけれど3~5cm程度の長さになるようにハリを結ぶ。カワハギはエサ取りに非常に自信があるのか、エダスが短くても躊躇なく付けエサをつついてくるので、意識してエダスを短めに。 PR:車中泊釣行必須の釣り専用マットで釣果UP! 厚さ10cmで快適! ちなみに、捨て糸には100円均一で買ったミシン糸を使用。 これを普通に結んだのではあまりに弱いので、一本を二つ折りにしてダブルラインにして捨て糸としている。あまり根の強い場所には向かないが、そこそこの強度があり意外に使いやすいのでおすすめ。もちろん、細いナイロンやフロロカーボンでもOK。要は、金銭の問題でミシン糸を使っているだけ。 |