ハタハタざんまい 天丼、干物、麹漬けを堪能

2015-2016年の冬は、特に日本海側の海流が異常で、例えば富山県・氷見の寒ぶりが絶不調のよう。毎年の回遊コースが変わってしまい、なんと例年の10分の1ほどの漁獲量なんだとか。

さて、秋田名物のハタハタ(鰰)をドドーンと箱で仕入れました。
ハタハタをドドーンと箱買い 

今年は秋田でハタハタがあまり獲れないそうなんですけど、評価の低いオスはそれでも格安で購入できました。ま、評価が低いといっても個人的にはメスよりもオスのほうが好きなので、安く買えて嬉しい限りなんですけどね。

知人にお願いしたので正確な値段はわかりませんが、送料込みで一箱3,000円ほどで送ってもらいました。いやぁ~、これはもうハタハタざんまいをやるっきゃないっす!

ちなみに上の箱内のハタハタは半分ほど減っております。自宅に届いた時はすり切りまで入っとりました。

まずはハタハタといったら天ぷら、そして天丼にしていただきました。
ハタハタの天ぷら 

ハタハタよりも天ぷらにしておいしい魚をわたしは知らない・・・・・・いや、知っている。知っているけれど、シロギスやメゴチ、マハゼなどよりかはおいしい、確実に。

アナゴ=ドンコ>ハタハタ>メギス=メヒカリ>シロギス=メゴチ=マハゼ

これがわたしが実際に天ぷらで食べておいしいと思った魚のランキング。ハタハタはアナゴとドンコ(チゴダラ)の次点ですから、相当においしいってこと。

ハタハタを食べるのなら、絶対に天ぷらです。衣がカリッとするまでしっかりと揚げることが最大のコツ!

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そしてハタハタは寒風干しの干物にするのもおすすめです!
ハタハタの干物 

皮目がパリッときて脂がトロリ、身がプリプリホロホロで何枚でも食べられるおいしさ。ハタハタは水分が多い魚なので、干物にして軽く水分を飛ばしてやり、さらに直火で炙ってやって、それでちょうどいいくらいの水分に。パサつくなんてことにはなりません。

それに、これだけクセのない魚は滅多にないでしょう。お酒の肴として本当に最高だと思います。

そしてハタハタといったらこちらがNO.1のド定番麹漬けです。
ハタハタの麹漬け 

麹に砂糖を入れて甘く味付けするのが秋田流。これがまあ、おいしいこと! プリプリとした身に脂の乗った皮目、それが甘さが引き立ててくれて、とてもいい味ですねえ~。

しかもザッと水洗いして内臓ごと漬けてしまえばOKだから、超絶簡単なのもいいところ。

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ほかにも、煮付けや素干しなども作りました。ハタハタはクセがなくて軽いから、箱で買っても余裕で食べきってしまいます。

特に天ぷらは絶品なので、ぜひお試しあれ!


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