タチウオはワイヤーリーダーを付けると釣れない?
夜明け前釣行を実施してからというもの、生活リズムが崩れてしまい時差ボケ状態。これから本格的な夏を迎えればますますひどくなりそう。真っ昼間の釣りはさすがにキツイですからなあ。
そんな時差ボケ野郎になった原因の前回の釣行、釣果は34cmのマルアジだけ。
何よりデカイおかげで、大いにアタリも引きも楽しめたけど、本命はタチウオだったから完全に敗北ですね。夜明け前の最高にいい時間に竿を出しただけに、自信満々だったんですけど・・・・・・。
さて、敗北した原因を考えなければいけません。また同じように竿を出したんじゃあ、バカ丸出しですから。
実は前回、タチウオの鋭い歯を考慮してワイヤーリーダーを付けていました。
ワイヤーリーダーを付けておけば、例え指5本、いやいやそれ以上のドラゴン級が掛かっても問題なくヤリトリができるはずですし、竿を出す時間帯は夜明け前頃からの最高の時間帯、ドラゴン級もあり得ない話じゃないんじゃないかと、思ったわけですよ。
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ちなみにワイヤーリーダーはDRAGONの「ワイヤーリーダー 集魚ビーズ付」。
しかし、ちょいと調べてみると、タチウオのジギングではワイヤーリーダーを使うと途端に釣果が落ちる、ということは常識だったよう。
確かに、今までの釣果はワイヤーなど使っていませんし、しかもリーダーはフロロカーボン5号、25lb相当とかなり細め。それに前回釣行で一度あったタチウオっぽいアタリも、ワイヤーリーダーを外してすぐでした。
ワイヤーリーダーは当然ながら目立ちますし、それにアクションだってフロロカーボンだけに比べれば自然とはいえないでしょう。つまり入れパク状態でもなければ、ワイヤーリーダーは使わないほうがいい、というのが結論。
ならばどうするか? 答えは簡単。リーダーの先に太いフロロカーボンをつなぐ。
こういう太くて強いフロロカーボンを使えば、いくらタチウオといえども簡単には切られない、というわけです。リーダーの先に電車結びで15~20cmぐらい結んでおけば、メタルジグのアクションもほとんど影響しないで強度だけを上げることができるみたい。
このやり方はけっこう多くのルアーマンが実践しているので、タチウオ釣りにおけるリーダーマネジメントの正解と思って間違いないでしょう。
それに、カルティバから「サワラ太刀魚リーダー先糸」というタチウオ専用フロロカーボン先糸が販売されているので、こちらを利用するのも手。というか、大いに利用するべきなんでしょう。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と言いますが、まさに。釣れない時のほうが、学ぶことが多いわけですね。
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