釣りタチウオのムニエルは絶品だった!
むっちゃ疲労しています。筋肉痛ではないのだけれど、3時間も竿をシャクリ続けたおかげで、上半身に乳酸が溜まりまくっております。
さて、昨日釣ったタチウオ、それにおすそ分けいただいたものもしっかり締めてお持ち帰り。
このように釣果があるので、疲労もある意味気持ち良いというか、こんなにも疲れたかいがあったって前向きになれます。銀ピカの魚体・・・・・・美しい♪
このタチウオはどうやっていただくか、鮮度がいいので刺し身にしようか・・・・・・でも、刺し身にするにはちょっと小さい。やっぱり、ムニエルが一番いいでしょうな。
タチウオをムニエル用に捌くのは超簡単。まずは頭の後ろにザクッと切り込み。
延髄もろとも完全に断ち切っちゃってください。タチウオは中骨がそんなに強くないので、万能包丁で十分。ドラゴンクラスは出刃じゃないとキツイかもしれませんが。
お次はお腹の肉だけ軽く包丁を入れます。内臓は絶対に傷つけないように。
お腹の切れ込みは両面やってください。さっと包丁を引くだけにして内臓は傷つけない、それが大事。ちゃんと切れているかどうか、そんなもんはあまり気にしないでOK。
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頭の後ろとお腹に包丁を入れたら、後はむんずと手で頭をもぎ取ってください。
すると素晴らしい、大方の内臓が頭と一緒に取れてしまいます。ただし、腸などが若干残っていたりするので、お腹の中はしっかりとキレイにしてください。黒い腹膜も包丁でこそいだほうがいいと思います。
タチウオのシッポ先端はあってもしょうがないので切り落とします。
ちなみに、タチウオとタチモドキの一番簡単な見分け方は、タチウオはこの通り真っ直ぐにピロロン、タチモドキは先端に小さな尾ビレがあります。ま、東京湾の堤防ではまずタチモドキは釣れないと思いますが。
後はムニエルに調理しやすい大きさに切り分けたら下処理の完了。
いやいや、鮮度抜群だから身がピンとしていて、実にうまそう。タチウオは鮮度が落ちると銀ピカが落ちてしまうし、そういったものは身がブヨっとやわらかくなっていますしね。
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飾り包丁は真一文字に。焼く直前に塩コショー、小麦粉を振ったら準備完了。
後はフライパンに多めの油を引いて、中火程度でしっかりと両面に狐色を付け、皿に盛ったら溶かしバターをかけて完成です。
こちらが初釣果のタチウオで作ったムニエルです。添え物は人参のグラッセもどき。
いや、実にうまそう。もうね、香りが抜群! 食べる前からこのムニエルがうまいことがわかります。レモン汁をたっぷりと絞って、さらに香りを引き立たせます。
お箸を入れてみるとこの通り、素晴らしい身離れの良さ! シタビラメと同じですね。
大きめの部位をアグっといただきます・・・・・・もうね、言葉がない! こんなにうまいムニエルを食べたのは初めてかもしれません。シタビラメと同等以上ですね、レベルとしては。
タチウオは身の繊維が短いからほぐれやすく、油をたっぷりと吸ってくれる身質のため、口の中で絶妙にとろけてくれます。それでいて味わいが深く、さらには焦げた部分がパリッと食感よくて香ばしく・・・・・・こんなにも語っちゃいましたが、うますぎて言葉がないです。
やっぱり鮮度の勝利でしょうねえ、このうまさは。昨日釣ったものを活き締めにして、翌日の夜に食べたわけですから。とにかくタチウオ最高です!
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残ったのは中骨とレモンの皮だけ。タチウオのムニエル、完食です。
ムニエルは大して難しい料理じゃないですし、何よりタチウオは捌くのが簡単ですから、おすすめです。鮮度が良ければ刺し身にもなりますが、刺し身を造るのは技術がいるし、何よりタチウオはムニエルがおいしいのですから、小サイズはあえてロスの多い刺し身にしなくても。
タチウオを釣ったらムニエルをお試しあれ! 絶品だと思います。
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