ヒラメのエンガワ(縁側)の刺し身
家の近くに、安くておいしい魚を売る良心的な魚屋があると、ちょっとだけ人生が幸福になります。わたしのようなC級アングラーには魚屋が欠かせない存在です。
特に暖かくなってくると食べたくなるのがお刺し身。冬はちょっと生は冷たいというか、焼いたり煮たり揚げたりしたほうがうまい。でも、春になるとグンとお刺し身がおいしく感じるようになります。
値段に正直驚いた、ヒラメのエンガワ(縁側)のお刺し身。
縁側が7本も入って580円。色からして本鮃(つまりはヒラメ)のエンガワ間違いなし、こりゃあ安いなあ。しかも見るからに鮮度は抜群、脂がかなり乗っていますねえ。
ヒラメは普通の刺し身ももっちりとした食感で旨味が濃いですが、エンガワは別次元。旨味も食感もすべてが強調されています。なので、値段は普通はかなり恐ろしいものなんですが。
ヒラメのエンガワはもちろんわさび醤油でいただきます。
う、うまい! シコシコと歯ごたえがいいのに硬いわけではなく、絶妙な歯ざわり。そして濃い旨味に程よい脂感。刺し身として完璧です。
少し黒ずんだ部分は歯ごたえと旨味が濃く、白い部分はなんたって脂がとても乗っています。・・・・・・おしい、こんなにおいしいのならもう1パック買っておくべきだった。
お得な魚との出会いはまさに一期一会。もう二度と出会えないかもしれないのに・・・・・・ケチ根性が出てしまいました。
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ヒラメのエンガワといえば以前にはま寿司で食べた握り。
刺し身はこれを食べて以来だから一年強ぶり。待てよ・・・・・・はま寿司で出るってこと意外にもあまり高くないのかもしれません。
以前に寿司屋で「時価」とデカく札書きされているのを見たせいで、ヒラメのエンガワ=高い、と思い込んでいたのかもしれません。
ヒラメのエンガワ、恐るるに足らず。今度は時価だろうがなんだろうが頼んでやりますわ! ・・・・・・たぶん。
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