はま寿司　〆こはだ、天然生車えび、活〆かんぱちなど

Posted on 2014.04.06

はま寿司の「春の逸品握りフェアー」です。平日一皿90円+税なので、平日のランチがお得なんですな。

まずはフェアーの握りから。

光りものの〆こはだ。コノシロの小さいものをコハダといいます。もっと小さいのは新子。
はま寿司の〆こはだの握り

まずくはありませんが、“〆”と言っている割には、こはだに酢の酸味が感じられません。こはだの握りって、こはだがキリッと酢の味が立っているからうまいと思うんですが。こはだの質が悪くないだけに残念ですな。

天然生車えび。一皿一貫の豪華握りです。サイズもそこそこありますな。
はま寿司の天然生車えびの握り

わたしは、エビは生よりも茹でたほうがうまいと思っていますが、この車えびはえらくうまいですね。身に弾力があり、甘みよりも旨味のほうが強く感じます。さすが車えび。質のよい車えびは生でも十分うまいことがわかりました。ただ、茹でエビも食べたいなあ～。

活〆かんぱち。これも一皿一貫ネタ。カンパチはブリやヒラマサに近い仲間です。
はま寿司の活〆かんぱちの握り

もう食べた瞬間からうまい！　これは極上ですね。脂の乗り、身の旨味成分の多さ、歯ごたえのよさ、これ以上の寿司ネタはそうそうないと断言できます。カンパチのうまさを外国人に知られたら、おそらくマグロ同様、価格が吊り上がることでしょう。

静岡県・鹿児島県産鰹香味炙り。簡単にいえば味付けされたカツオのたたきです。
はま寿司の静岡県・鹿児島県産鰹香味炙りの握り

グッド！　スパイシーな香りが付いていて、カツオの風味とよく合っていますね。カツオってのは本当に優秀な魚で、価格は庶民派なのに味は極上ですね。この魚も、今はマグロに狂っている寿司好き外国人に知られたら、市場から消えかねません。それほどうまい。

以下は通常メニュー。

まずは焼とろサーモン。皮付き鮭のハラスですね。
はま寿司の焼とろサーモンの握り

この鮭臭さたまんね～。好き嫌いは別れるでしょうが、鮭マニアのわたしにはたまらない風味です。鮭臭さとトロリとした脂がいい感じです。

かにマヨ軍艦。カニのほぐし身とマヨネーズです。
はま寿司のかにマヨ軍艦

場末のカニ脚の寿司なんかよりずっとおいしい。淡白なカニにマヨネーズが最高。この寿司は何気にはま寿司の秀作です。

四国・九州産活〆はまち。はまちはブリの養殖物の通称名。もともとは小さいブリのこと。
はま寿司の四国・九州産活〆はまちの握り

文句なくうまいです。ねっとりした食感で、脂も身のうまさも十分ですね。いろいろな回転寿司でハマチを食べましたは、同価格帯では、はま寿司が一番質が高いかなと思います。

真たこの握り。茹でたタコの薄切りが乗っかっています。
はま寿司の真たこの握り

タコはイカにはない味わいで、なかなかですね。江戸前のタコというとこの茹でダコですが、最近はやわらか煮のタコが乗っかっている寿司もありますね。いずれ、手の込んだタコも出してほしいところ。

毎度毎度、はま寿司は寿司ファンを楽しませてくれますね。堪能しました。

話は変わりますが、最近、スーパーなどでやたらカンパチの刺し身を見かけます。養殖カンパチは春がうまいんですかね？

養殖物に旬があるかどうかはわかりませんが、やたら流通しているということが今が買いどきということですね。安く売られているうちにどんどん食べねば！

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