らーめんダイニング「ど・みそ」の特みそこってりが家庭で味わえる 宅麺.com 
横浜駅西口ジョイナス地下街にある横浜元祖 札幌やの味噌ラーメン。
はじめてこの店に入ったのはわたしが中学生の頃だったか。ということは、それから20年近く経っているわけで、老舗ラーメン店の部類に入る。
スープは、少し前に流行った油と味噌を際立たせた辛めではなく、白味噌ベースの甘め。これが郷愁を誘う優しい味でとてもおいしい！ ホッとするんだよな、札幌やの味噌ラーメン。
そしてスープもうまいが、具のモヤシがうまいんだな。味噌ラーメンといえばシャキシャキの炒めモヤシが定番であるが、札幌やのモヤシはクッタクタになるまで味を染み込ませている。このモヤシも甘くってうまいんだよな～。
わたしは総じて甘い味付けが立った料理が苦手であるが、札幌やの味噌ラーメンは甘いながらもほどよくて、絶妙な味付けで感心してしまう。
横浜駅のラーメンといえば吉村家がなんといってもダントツで混んでいるが、“どうしても家系でなければ”という気分でなければ札幌やの味噌ラーメンがおすすめ。昔ながらの味を守り続ける一杯なんだな。
戸塚で飲んだシメに、前から気になっていた尾道ラーメン店「麺や 太華」へ。
注文したのは中華そば650円とのり6枚100円。
中華そばが運ばれてくる前に、のりだけがケースに入れられて運ばれてくるという、ちょっと謎な演出。
のりはスープと相性の良い厚みがあるタイプだ。ラーメンにはこの安っぽいのりのほうがよく合うんだ。
ほどなくして中華そばが到着。具は大判のモモ肉チャーシュー2枚、メンマ、ネギといった具合。
ネギが関西風に青ネギってのがいいね。“尾道”っていう感じがするんだね。
のりは自分で中華そばにトッピング。食べるタイミングでトッピングできるから、のりがシト～ッてしないのね。
謎の演出っていっちゃったけど、この時点で計算された演出だったことに気が付いた。
まずはスープから・・・・・・うまい！ 醤油がバリッときいたスープに、コク味を演出する背脂が甘くていい。また、青ネギのシャキシャキ感と香りがいいアクセントだった。
二郎ファン必食！アブラ増し可能！ラーメンもみじ屋の一杯を自宅で 宅麺.com
麺は中華麺というより、見た目も味も食感も乾麺のうどんにそっくり。
これはいまいち。食べるにつれて麺がやわくなりすぎちゃって、わたしはおいしいとは思えなかったかな。
具に関しては、主役のチャーシューが全然ダメ。煮すぎているせいか、パサパサで独特の酸味まで立ってしまっている。こんな作り方するなら、わざわざモモ肉にしないでバラ肉のチャーシューにすればいいのになあ。
メンマは普通。これといった特徴はない。
半分ほど食べたらコショーを大量投入。
お酢も入れてスープにキレを出す。太華のスープはコショーとお酢の相性がとてもよく、止まらなくなってしまいついつい完飲。
具も麺もちょっと弱かったが、スープはさすが。また食べに行きたいうまさです。この醤油感はクセになりそうだなあ。
釣りをする前に朝食で、24時間営業のラーメン店「北海道らぁめん伝丸」でラーメンを一杯。
注文したのは焦がし醤油らーめん700円。
スープの色は見事に黒くて、見た目にインパクトがあってかなりいい感じ。期待大なんだな。
一口目はもちろんスープから・・・・・・感想は、独特の酸味が立っていて・・・・・・普通！ 大してうまくもないが、全否定したくなるほどまずくもない。しかし、焦がし醤油と謳ってはいるが、“焦がし感”はゼロだったなあ・・・・・・。香ばしくない！
麺はツルツルの細麺。この細麺はいかにも北海道のラーメンっぽい。
具のチャーシューは大判ながらも厚みも旨みも非常に薄い。このレベルでは、チャーシュートッピングは250円もするのでおすすめはできんです。
しかしながら半熟の味付け卵は絶品！ 黄身はトロッと味もしっかり滲みていて、このラーメンのなかでは一番感心しちゃったんだな。
前述したけど、焦がし醤油らーめんは特別うまくもなく、だからといってまずいわけでもなく、いい意味で中庸。完食できるレベルは十分ある。
今回はスープを完飲せず、ちょっと残し。まあ、無理して全部飲むほどうまくはないというのか本音なんだね・・・・・・。
無料トッピングはコショーや酢、七味唐辛子などがあったが、そのなかでも嬉しいトッピングが揚げニンニクのチップ。
この揚げニンニクのチップをラーメンに入れると、風味がグッと豊かになって食欲が増すんだ。おろしたニンニクが置いてある店は多いが、揚げニンニクのチップが無料なのはかなり得点高し。
北海道らぁめん伝丸は24時間営業なので今後も利用しそう。今度は肉つけ麺あたりを攻めてみようかな。
