環七土佐っ子ラーメン@池袋で背脂チャッチャの一杯!

Posted on 2019.09.29
カテゴリー:背脂ラーメン東京都豊島区

伝説の環七ラーメンブームの立役者といえる今はなき土佐っ子ラーメン。しかし同店が残した遺伝子は今もなお健在であり、都内を中心に土佐っ子DNA店が点在する。

環七土佐っ子ラーメン@池袋。
環七土佐っ子ラーメン@池袋

同店は池袋西口から歩いて3分ほどの立地で、西口繁華街の外れにある。店内は狭く、テーブル4席にカウンター席少々。

噂レベルであるが同店は土佐っ子初代店主が愛人に用意した一軒と言われており、DNAという意味ではある意味最も正統継承されていると言えそう、文字通りに。

土佐っ子ラーメン、750円。
環七土佐っ子ラーメンの土佐っ子ラーメン

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ツブツブした食感すらある圧倒的背脂!

テーブルにある醤油ダレを追加してキレキレに!

中太ストレート麺が醤油を吸い込み背脂を絡め取る!

この背脂は凄いっすわ! まさに背脂が主役の一杯で、今まで食べたどんな背脂チャッチャ系の一杯よりも背脂が主張する。

背脂はリアルに甘くツブツブとした食感すらあり、さすがに背脂の煮込み具合を計算し尽くしている印象。背脂も意外に奥深い食材なんですな。

ただし背脂のパンチ力に対してデフォルトのカエシが弱い。なのでテーブルにあるカエシを躊躇せずドピュドピュ加えるのが正解。すると途端にバランスが整う。

スープの強さに合う中太ストレート麺
環七土佐っ子ラーメンは中太ストレート麺

「硬め」注文を忘れてしまったと思っていたけれど、硬め好きも気にならない茹で加減にホッ。しかし家系などと比べて特別なおいしさはない。

とはいえあくまでスープが主役の一杯と思えば、このクオリティーで十分でしょう。ただね、ラーメンファン的にはもっとカエシを強くして、麺が黒く色づいてほしいところなのですよ。

ちなみに具材は特筆すべきことはなし。どれも一定水準はあるけれど、あくまで主役のスープを引き立てる脇役といった感じ。

いやいや、意外なほどおいしかった。ランチもやっているとのことだから、今度は昼に行こう!


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支那そばやの醤油らぁ麺は超シンプルだ!

Posted on 2019.09.21
カテゴリー:しょうゆラーメン横浜市戸塚区

ラーメンの鬼として知られる今はなき佐野実氏。私と同じ戸塚出身であり、彼の地に氏の最後の店がある。

支那そばや本店である。
支那そばや本店

戸塚駅から徒歩3分ほどの立地で、店内は極めて清潔であるが薄暗く狭い。もしかしたらラーメンに集中できる設計になっているのかも。

席はカウンター数席にテーブルが3席。券売機制、店規模の割に従業員が多いから、サービスが行き届いている。

醤油らぁ麺チャーシュー 大盛り、1,210円。
支那そばや本店の醤油らぁ麺チャーシュー 大盛り

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麺もスープも具も突出しておらず渾然一体!

超シンプルなおいしさで素材の良さがわかる!

今どき珍しいスープはたっぷり注がれている!

なるほど~、これは素晴らしい。麺もスープも具も必要以上に自己主張しておらず、全てが33%の割合で存在している感じだ。

丼の内容は、食感良い細麺に、それを活かす淡麗さっぱりとしたスープ。そのスープに迫力を与える脂たっぷりの大チャーシュー2枚、アクセントを生む穂先メンマなどなど。

例えるなら割烹料理屋で味わう椀物的というか、良い素材をシンプルにおいしく、ダシの力で全体を一体化させている雰囲気がある。

だから最初のインパクト勝負というわけではなく、味わっていくほどジワジワと「うまいなあ~」と美味しさが滲み出てくるのだ。

こだわりの細麺はもちろん自家製麺
支那そばや本店は自家製麺

麺足が短めで食べやすく、食感良くて時間が経ってもダレにくいところはさすが。大盛りにしたから当然ながら麺量は多く、大食漢の自分も満足のボリュームだった。

面白かったのは茹で方で、大きめのテボザルで茹で、湯切りは平ザルで行うという。こんなやり方初めて見ましたですよ。

1,210円と安くはないが、おいしさとボリュームは満足した。とにかくしみじみとうまかった。

シンプルでおいしいラーメンを味わえる支那そばやでした。


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新 環2家もなかなかのうまさ!

Posted on 2019.09.17
カテゴリー:家系ラーメン横浜市港南区

数年前衝撃が走った環2家騒動。実力者の鶴巻店長が抜け、川崎の玉グループが同店を引き継ぐというから、旧来の環2家ファンだった私は足が遠のいてしまったのだ。

が、せっかくなので久しぶりに行ってみようという気持ちになった。

環2家である。

写真は以前に撮ったものだけれど、新店舗もそのまま。店内は広く、カウンター席は20席ほど、テーブルも1席あった。

10台近くとめられる駐車場もあるから車でアクセスすることも可能。

チャーシューメン並+野菜畑
+卵まぶし飯、1,200円。
環2家のチャーシューメン並+野菜畑

スープのキレは鶴巻時代と遜色なし!

テーブルトッピングの豊富さは相変わらずで嬉しい!

スモークチャーシューも健在!

ひと言で言えばうまいですよ、新生 環2家も。スープのうまさは相当なものだし、豊富なテーブルトッピングは嬉しい限り。

何より変わったのは店の雰囲気で、殺伐としていた鶴巻時代と違って、店内は和やか。だからキッズ連れが非常に多かったのが印象的だった。

そりゃあ鶴巻時代のほうがもう一段スープがグッときた深みがあったし、現在の麺は明らかに酒井製麺じゃあないでしょう。細く香りが弱く、スープと釣り合っていなかった。

それにチャーシューも少々弱い。もう少しスモーク感が欲しいし、肉の味が濃いモモ肉にしてほしいと思った。

そして値段は以前よりも数百円高い。

とはいえとはいえ、これだけのおいしさがあれば十分でしょう。日本中のどこででも勝負できるおいしさがあると思う。

変わらず食べログで高評価されているのは伊達じゃない。


追記:

この一週間後に再訪。同じ内容で麺硬めでお願いしたら実においしかった。香りも食感もよく、酒井製麺かどうかはわからないけれど、とにかくおいしかった。

またチャーシューも、この日は部位が良かったのか前回感じたような弱さは感じず実にうまかった。スモーク感は弱めではあるが。チャーシューは仕入れや個体差などによって、若干のブレが出ることは当然ですな。

前回の内容を少々修正させていただきました。


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