新橋→大崎→内幸町へと移転を繰り返した名店・「おらが」。開店当初は行列で行きづらかったけれど、最近落ち着いてきたので行ってきたのだ。
注文したのは、つけ麺、780円。もちろんあつもりでお願いした。
約三年ぶりの一杯だけに、テンションは上がるのだ。そしてやっぱりつけ麺はあつもりに限りますな。麺が冷たいとどうしたってつけ汁が冷めておいしくなくなると思うのだけれど。
蕎麦のように冷たい麺に冷たい汁という組み合わせなら問題ないし、中華麺なら冷やし中華は大好きなのだけれど、どうしたってつけ麺だけが冷たい麺に温かい汁の組み合わせなのか。
下にコンロがあって、鍋でグツグツ煮ながらうどんすきのようにして食べるのならまったく問題ないのだけれど、やっぱりつけ麺は中途半端なのだ。ま、あくまで個人的な意見ですけどね。
さて、おらがのつけ麺、相変わらずうまいのだ。麺もつけ汁もレベルが非常に高い。
麺は前と同じ、中太麺よりも若干太めのもの。艶々として非常においしそう。
いい麺であるほど、やはり温かいほうがうまい。いい麺は温かくてもコシがしっかりと残っているし、香りがまた非常にいい。
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だけれどもつけ汁がちょいと不満。おいしいのだけれど、温度が低いのだ。
自分はあつもりだからまだいいものの、これが通常のつけ麺だったらあっという間に汁が冷たくなる。どういうコンセプトなのかはわからないけれど、熱はラーメンの味のひとつなのだから、つけ麺にしたって同じ。せめてつけ汁だけはグッツグツに熱くしてほしいもの。
味はいいんですよ。新橋界隈だったらダントツの豚骨魚介だと思うし、つけ汁に入っている玉ねぎのみじん切りがちょうど半分ほど火が通っていて、歯ごたえ&風味が最高であるし。
おらがには、つけ汁の温度だけ、改善をお願いしたい!