戸塚の銘店のひとつ、たんたんに行ってきた。吉田大橋のすぐ近くにあって、黄色い看板が目印。
たんたんの売りはもちろん、戸塚が誇る辛ラーメンである「たんたんメン」。見てみ、この赤色!
今回ももちろんスーペーメチャ辛16倍を注文した。辛マニアのわたしは辛さに妥協はできないのだ。それにしてもこの見た目、風格が漂っているんだな。
まずはスープをひと口・・・・・・当然ながらうまい! 辛い! 赤い! 完璧! これが食べたかった!
といってもたんたんのたんたんメンはこの見た目であるが、バカみたいに辛いということはなく、むしろマイルド。辛味の少ない唐辛子を使用しているためと思われ、ダシ、ニンニク、唐辛子、そして味の素(うま味調味料)が渾然一体となっているんだな。
近年は無化調ラーメンを極端にありがたがる風潮があるが、味の素にしか出せないガッツン!とした旨味もあるんだな。
麺は中太麺だからモチモチシコシコ。スープを持ち上げ過ぎないから唐辛子スープとの相性がいい。
一気にすするとさすがにむせるので注意が必要。麺の味を堪能するように、ゆっくりすすり、じっくり噛めば、むせることは防止できる。気管に入ってむせたら最後、即死レベルの悲劇が待っているだろうな。
具の主役、玉子と青菜。
この二つの具があるおかげで、辛さがマイルドに感じられ食べやすくなる。辛マニアのわたしといえども、ただ辛いだけの辛ラーメンなんて食べたいとも思わないんだな。玉子と青菜はホッと落ち着く存在。
肉っ気は肉ダンゴ。ひき肉の旨味がスープの味を引き立てていると思う。
担々麺だとひき肉はそぼろ状に甘く煮てあるが、ここは戸塚のたんたん。ひき肉はダンゴ、甘いそぼろなどという甘ったるい存在が踏み入れられる店じゃあないんだな。
背脂×煮干×手もみ麺!新潟ご当地燕三条系ラーメン 宅麺.com
辛ラーメンはやっぱりうまい。カプサイシンの効果で大汗をかきながら一気に完食&完飲。
普通ここまで唐辛子が入っていると翌日は内臓がとんでもないことになるんだが、たんたんメンはそれほどでもなく、ちゃんと日常生活が営めるんだ。
先日、餃子の王将でも辛ラーメンを食べた(餃子の王将戸塚駅店で食べた辛玉ラーメンがうまい)が、やはり戸塚たんたんのたんたんメンはうまさの格が違う。戸塚で辛ラーメン界の王者に君臨しているな。
ごちそうさまでした。今度はウルトラスーパーメチャ辛32倍に挑戦するかも・・・・・・しないだろうけど。