やすべえのつけ麺が好きなのである。つけ汁が比較的ライトで麺のおいしさを素直に活かす。濃厚系が苦手な人間には、やすべえぐらいの濃さぐらいじゃないとダメなのだ。
辛味MAXつけ麺 熱盛り、820円。
すする度にむせてしまうしっかりとした辛さ！
熱盛りでも麺は食感良くうまい！
海苔の香りが素晴らしく、思わず追加！
やすべえでは辛味つけ麺一択なのだけれど、常々、辛さが足りないなあと思っていたので、思い切ってMAXで注文した。
しかし、大いに後悔した。辛さは許容範囲内であったけれど、すする度に辛さが喉に付き、どうしたってむせてしまう。そうか、デフォルトがあまり辛くない理由が身を持ってわかった。
なので辛味はデフォかせめてダブルがおすすめですな。
さて、肝心のお味であるが、これはもう及第点。熱盛りにしても麺がダレることなく食感良くおいしい。特筆すべきは海苔で、あまりに香りがよくおいしいので追加注文してしまった。
やすべえのつけ麺はさすがにうまい！ 文句なし！
ラーメンはうまさだけじゃない。質より量だって大事なのだ。仕事で訪れた久里浜でそんなラーメン店に出会った。
逗子家 久里浜店である。
京急久里浜駅から徒歩3分ほど。店内は広く清潔、券売機制。確かランチ時はライス無料だったかな。テーブル調味料も充実している。
醤油ラーメン+ほうれん草、820円。
家系の並ラーメンのボリュームとしては最高レベル！
ほうれん草も有料トッピングをした甲斐ある量！
ライスも頼めば満腹必至！
まあ、家系ラーメンとしてのレベルは普通以下かな。店内でスープは炊いていないんじゃないかなあ。
ただね、ラーメンはうまさだけじゃなく、ボリュームも重要なわけで。逗子家はボリュームに針を振っていると思えば印象は悪くない。
お腹が極めて減っている時は逗子家も悪くない。
麺のうまさと長さは都内一・・・といっても過言ではない日暮里の老舗。
馬賊である。
日暮里界隈でラーメンを食べるなら馬賊一択。他の店を攻めるより、馬賊で未食のメニューを開発したい。
さて、店内は狭く相席が基本。しかし皆、ラーメンと向き合うだけだから気にならない。そして老舗にありがちな横柄な接客はまったくなく、居心地は非常にいい。
つけ麺 大盛り、850円。
やっぱり麺のうまさ＆長さは都内随一！
ツルツルシコシコムチムチプリプリ、最高の食感！
つけ汁は旨味が濃いすっきり味！
うまいです、やっぱり。この麺のおいしさには脱帽！
馬賊の麺は、麺ダネを伸ばしては畳み、また伸ばすという手法で作られているんだけれど、この製法だと麺が絶妙な感じに不揃いになる。その不揃いさが手延べ麺ならではの食感を生むんですな。
口に入れればツルツルシコシコでムチムチプリプリの食感が楽しめ、つけ麺にするとおいしさがわかりやすく、ひとしおおいしい。
そして麺がとにかく長い！ すすってもすすっても口に入りきらないばかりか、つけ汁に漬けることすらままならない。正直食べにくいが、だけどこれが馬賊の特徴だからいいんです！
つけ汁はすっきり味で、チャーシューとネギがたっぷり、アクセントのメンマもいい。麺の素晴らしさを素直に引き出してくれる。
馬賊さん、大変美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
