池袋界隈の中華屋チェーンといえば福しんで、青い看板をよく目にする。
特別どうということはないけれど、庶民的な味と価格でなんともちょうどいいのだ。飲んだ帰りにもうちょっと食べたいなんて時にうってつけで、今回はまさにそんなタイミング。
注文したのは福しんの代名詞タンメン490円。
王道のタンメンで、そうそうこういうのが食べたいんですよ!ってな具合の昔ながらな味なのだ。想像を超えてくることはないけれど、だからこそ裏切られることがなく、ホッとさせてくれる。
酒で冷えた胃を温めてくれ、酢をたっぷり入れれば夏バテ防止に持ってこいといった感じだろうか。
さて、福しんのタンメンで唯一取り上げたいポイントが麺。横浜出身の自分にとってタンメンといえば中細平打ち麺なのだけれど、福しんは細縮れ麺なのだ。
それはそれで悪くはないが、どうしてもちょっと違和感を感じてしまう。タンメン=中細平打ち麺ってのは横浜もんのステロタイプかもしれませんが。
とはいえ、福しんのタンメンは平均点のおいしさがあるので十分合格でしょう。未食な方にはおすすめです。