岩手県では「じゃじゃ麺」「盛岡冷麺」「わんこそば」が三大麺料理とされる。せっかく盛岡まで行ったのだから当ブログ的に外せないじゃじゃ麺と盛岡冷麺を楽しもうじゃないか。
ということで今回はじゃじゃ麺を紹介。
こちらが元祖の白龍 本店(パイロン)。
老舗だけあってさすがに年季が入っており、店内は狭い。座席はカウンター7~8席ほどとテーブルがふた席。
調味料は酢やラー油、ニンニク、生姜汁など、色々と豊富で嬉しい。個人的に調味料が豊富な店、大好きなのだ。
じゃじゃ麺 小盛り、500円。
特別な味ではなくあくまでB級グルメ!
麺はうどんを思わせる柔らかさが特徴!
何よりもキュウリの食感と風味が効いている!
なるほど、これは見事なほどにB級なご当地グルメですな。決して絶品という代物ではない。こんなもんちゃあこんなもんってなぐらいのレベル。単調な味わいというか。
中華のジャージャー麺のほうが断然うまいし、まぜ麺系なら油そばや汁無し坦々麺とは比べようもない。
ただ熱い麺にキュウリを効かせた味わいというのは珍しく、独特の風味が引き立って良い。これは他のまぜ麺系にも使えそう。
それに価格面は非常に優等生。ま、値のはる素材は一切使われていないので当然といえばそうだが。
締めはちーたんたん(50円)にして。
生卵を皿にといてから店員に声掛けすると、麺の茹で汁を注ぎ、追い味噌&ネギをしてくれる。
これもまあまあ。あくまで素朴な味わいといえばいいでしょうかね。
ただご当地グルメはうまいのまずいのと語れないのも確か。それは郷土の味だから。わたしの出身地・横浜でいえばサンマーメンなんかがそう(自分は絶品だと思うが・・・)。
なので、じゃじゃ麺は三陸のおいしいものを堪能し尽くした後に余裕があればお試しあれ。ちなみに駅ビルにも支店があり、そちらのほうが広くキレイなのでおすすめです。
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