夏の酷暑にラーメンはあまりに辛く、勝手に休止していたけれど、本日からちょっとずつ更新。冷やし麺系を食べようとは思っていたのだけれど、ついつい食べそびれてしまったことも理由なのだけれど。
さて、うまい大勝軒のつけ麺が食べたいと、自宅近くの入谷 大勝軒へ。
ここは綾瀬 大勝軒の姉妹店なんだとか。最近の大勝軒はつけ汁が甘いことが多く、ちょっと自分の口に合わないんですな。ただこの店は、昔ながらのほんのりとした甘さだから、辛党にも食べやすい。
こういう名店がポツッと地味にあるところが下町のいいところなのだ。このちょっと寂れた佇まいも非常にいい味が出ているんだなあ。
注文したのは、あつもり、700円。つけ麺は断然あつもり派なのだ、自分。
いやいや、かなりの量がありますな。250gぐらいかなと思っていたら、後で調べてみたらなんと400gもあるよう。ま、久しぶりのつけ麺だから、それぐらいの量をたっぷりと食べたいと思っていたのでまったく問題なし。
第一、大勝軒といえばこのボリューム！ デーンと皿いっぱいに麺を盛り付けるからこそ、大勝軒なのだ。
入谷 大勝軒のつけ麺は中太ストレート麺。白肌でなかなかの美人系。
丼に無造作に盛ってあるから大して多そうに見えないけれど、やっぱり400gはかなりのボリューム。しかも当然ながらあっつあつ。あつもりはつけ汁が冷めないから最後までおいしく食べられる。
この麺、歯ごたえ良くてうまい！ ゴツゴツとした歯ごたえはないけれど、あつもりにしてもしっかりと食感は残っているし、滑らかさも上々。
これなら400gもスルスルッと入ってしまう。つけ麺はやっぱり麺が命なのだ。
つけ汁はかなりあっさり。甘さ控え目でダシの味がしっかりと感じられる。
やっぱりこれぐらいあっさりしていたほうがいい。最近のつけ麺はつけ汁が濃すぎていかんですよ。あんなに汁が濃いと麺がの良さがわからないと思うのだけれど。
それにカウンターにあるラーメンタレやコショー、特製ラー油などを加えるとグッと味に深みが加わって、たくさんの麺を最後までおいしく食べられる。それもデフォルトがあっさりしているからこそ。
途中で別注文（無料）する生ニンニクを入れると、これまた野郎好みの味わいに。どうしてニンニクってこんなにもおいしいのだろう。
具は角切りチャーシュー、メンマ、海苔、ナルト、ゆで卵、ネギといったところ。特筆すべきは角切りチャーシュー！ 食べ応えがあり、やわらかいのに旨味がしっかり。こりゃうまい！
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400gもの麺量だけれど、あっという間に完食＆つけ汁も完飲。
つけ汁は麺を食べ終わった後、店員さんに頼むとスープ割してくれる。この割りスープがとてもおいしいから、絶対にスープ割をしないと損。
昔ながらの大勝軒のつけ麺が食べたい人は、入谷 大勝軒がおすすめ！ うまいっす、この店！
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