車での営業中、ランチで利用するのは大抵馴染みの大型チェーン。駐車場が広く、味も価格も安定、ドライバーの休憩に持ってこいだから。
そのため新規開拓がなかなか難しいのだけれど、「ごはん無料」の看板が目にとまり、急ぎハンドルを切ったのである。
あじとらである。
この店も駐車場が広く、車族に優しい。後は味と値段だが、ボリュームの方は期待できそうだ。
味噌チャーシューメン、950円ぐらい。
生姜が効いた味わいの味噌ラーメン！
チャーシューはまあまあの普通味！
思いのほか野菜が多くて好印象！
まあ、普通です。ラーメンもチャーシューも極めて普通。ただ、味噌ラーメンにありがちな強いニンニク感がなくて一安心。
語るほどのものはないけれど、ライスが食べ放題なのが嬉しい。この日はラーメンライスが食べたく、コメをたらふく胃にぶち込みたかったからなおさら。
思わずハマっちゃう要素はないけれど、印象は悪くない。機会があればまた行くかも。
仕事で埼玉県本庄市まで。せっかくなら本庄でおいしいラーメンをと、とある家系ラーメン店へ。
横浜家系ラーメン楊喜家である。
駐車場は店の真横と10ｍほど離れた所の二ヶ所あり、軽く10台は止められるキャパ。
店内はカウンターのみも広く、15名程度は一度に入店できそう。食券制。清潔なのもいい。
テーブル調味料はコショー、酢、ニンニク、豆板醤、生姜と標準的なものだけ。店の作りも含めて極めてシンプルな印象だ。
チャーシューメン（並）+
ほうれん草増+ライス（並）、1,150円。
横浜でも勝負できるレベルの絶品家系！
スープ、麺、具、どれをとっても死角なし！
コク深いのにクドさが無く、うますぎる！
いやぁ～、うまいっすよ。こりゃ、うまい。今まで埼玉県内で食べた家系の中でダントツだった。本場横浜でも問題なく勝負できるレベルにあると思う。
何が違うってスープが違うのですよ。絶妙な乳化具合で、コク深いのだけれどクドさが無い。豚骨の風味は強いが臭みは無く、マイルドだけれどガツン！と来る感じもきちんとある。
直系系統とはまた違うものの、さすが家系最高評価を受ける寿々㐂家で修行したというだけのことはある。こりゃ参った。横浜で食べる最高レベルのそれと遜色ない。
麺は正統的な酒井製麺系統も製麺所は不明。
短めな平打ち太麺だから食感良く食べやすい。スルスルッと入ってしまう。香りもいいし、家系は麺自体のおいしさが秀逸ですな。
そしてチャーシューのことも言っておきたい。歯ごたえがよく旨味があり、かつサッパリとしているから家系の濃いスープによく合う。家系のチャーシューはこうじゃないと。
いや、うまいっすよ楊喜家。かなりレベル高い家系ラーメンで、まさか本庄市でこんな絶品家系に出会えるとは嬉しい誤算！
本庄市でラーメン食うなら楊喜家で決まり！ おすすめ！
中華麺が食べたくなった。せっかくならと老舗まで足を伸ばしてきた。
龍門＠北坂戸
創業は昭和51年というから43年もの歴史があり、台湾から腕利きのシェフを招聘し、料理のクオリティーを担保しているそうな。
楽しみなのである。だから今回注文したのは、ザ・中華の麺料理のアイツ。
五目やきそば+ライス、918円。
具材豊富で出し惜しみ無し！
濃厚な醤油餡が具材をまとめ麺にまとわりつく！
麺はカリリと焼かれ食感良し、香ばしさ良し！
いやぁ～、うまいっす。ここの五目やきそばは中々のクオリティーっすわ。具材が本当にたくさんで、醤油餡に旨味が溶け出ておりますな。
感動したのは豚肉で、フワフワ食感かつ非常に柔らかく「どうやればこんな風になるの!?」と驚いた。
またね、エビにイカにキクラゲ、タケノコとたくさんの具が入っていて非常に豪華。ラーメン屋とは一味違う、中華料理屋ならではのおいしさがあるんだなあ。
この通り麺に絡みつく濃厚醤油餡！
トロントロンの舌触りの中に感じるカリッとした食感と香ばしさは、麺がしっかり焼かれている証拠。こういう丁寧な仕事が必要だから五目やきそばは中華屋の力量が出るんですな。
それに醤油餡のベースが最高だから、和ガラシや酢をたっぷりまとわせるほどにおいしさもアップ。
いやいや、おいしかった。さすが43年の歴史、満足のおいしさに感服いたしました。
ごちそうさまでした。
