戸越銀座のラーメン店 月光の『豚ラーメン 太麺』。
家から近いので、ちょくちょく通っているお店で、色々とメニューを試した結果、行き着いたのが上画像の豚ラーメン 太麺なんだな。
結局は家系のテイスト（濃厚豚骨醤油）を欲してしまう横浜市出身の自分であった。
あと、ここは妙に生ビールが旨い。なぜだかはわからないんだけど。
深夜まで営業しているから、仕事で遅くなった時は生ビール×２ 豚ラーメン、半ライスの最強セットが一日の疲れを癒してくれる。
もう少し店内を綺麗にすれば客も増えると思うんだけどなあ・・・・・・。
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8月に食べた日高屋の夏季限定メニューの塩麹つけ麺・ピリ辛とんこつ530円。
麺の量は通常のラーメンの1.5倍あるそうな。つけ汁もたっぷりで見た目はかなり好印象。
つけ汁はこのとおり真っ赤でけっこう辛そう。辛マニア的には大歓迎の色をしていたんだな。
まずは麺をつける前につけ汁だけひと口・・・・・・味が極端に薄い！ かなり衝撃的な薄味なのだ。普通つけ麺のつけ汁はラーメンのスープよりもだいぶ味が濃いもんだが、塩麹つけ麺・ピリ辛とんこつのつけ汁はラーメンよりも塩っ気が薄いような。
しかし辛味だけはちゃんと立っていて、“ピリ辛”という謳い文句だけは偽りはなし。
しかたがないので卓上の醤油、ラー油、酢を入れると、これが不思議にキリリと締まって、そこそこおいしいつけ汁に変化。とはいえね、最初からもうちと濃くしてくれよと。このつけ汁には不満が残った。
麺はおそらく日高屋の全ラーメン共通の細縮れ麺。
この麺自体は食感がツルツルシコシコでおいしいとのだが、つけ麺の麺じゃないなあと感じる。冷やし中華なら問題ないんだろうけど、つけ麺は麺が命なんだから、ちょっとね・・・・・・。
チャーシューは豚バラ肉で、薄切りが4枚も。
このチャーシューは悪くなかった。冷やされているから食感もあり、味もしっかりしていた。薄切りといってもハムみたいに薄いわけではなく、肉の旨みが存分に味わえる厚さがある。絶品というほどではないけどが悪くない。
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味付け玉子、通称：味玉は1/2個。
黄身は半熟、味も中まで染みっていて美味。この味玉の出来はこのつけ麺の中ではピカイチだったんだな。
麺もつけ汁も弱かったけど、しっかり完食。
日高屋は味噌ラーメンやタンメンなど、安くておいしいラーメンが充実しているが、つけ麺はかなり苦戦しているよう。これではせっかく夏季限定メニューを出す意味がないのでは？と思っちゃったな。
とはいえ日高屋はいい店なので、来年の夏こそ、つけ麺がもう一段旨くなっていることを期待したい。
今年の8月につけ麺を食べに行ったとんこつらーめん七志。店構えはかなりでかい。
注文したのは香るゆずつけ麺850円。現在は価格が変わって766円。
当時は大盛525g、倍盛700gが無料で、当然、倍盛でお願い。店員さんに確認をとったら、700gは麺を茹でる前の重さで、実質800gにはなるんだそう。むっふっふっ、700gを食ってやろうではないか。
ちなみに現在では大盛にすると105円、倍盛にすると210円のプラス。なんだかな、つけ麺の麺増しが有料なのはちょっといただけないですな。
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麺はもちろん太麺。それにしても、700gもあるとやっぱり画力が違うんだな。デカい丼に山盛り。
この麺、期待以上に絶品！ 画像だとちょっとわからないけど、全粒粉も使用しているのか小麦のツブツブも入っていて、歯ごたえ、喉越しともに素晴らしく、香りも抜群。
この麺を豪快にすするのまた、つけ麺ならではの味わい方なんだなあ。奥歯でギュッギュッと噛み締める感じはたまら～んのである。
具は別皿にチャーシューの細切り、メンマ、茹でたモヤシとキャベツ。
特筆すべきものは特にない。野菜は茹でたてではなく冷めていたため、夏場とはいえ温め直すなりしてほしかった。それに七志は茎わかめが名物なんだから、つけ麺にも入れて欲しかった。具は弱し。チャーシューも普通。
スープは濃厚豚骨に、さっぱり風味のゆずが香る。塩味も強くつけ麺らしいつけ汁といえる。
極太麺を絡ませるとおいしいなあと感じるが、肝心のゆずがどこか人工的な香りというか、例えばお正月の雑煮の上に浮かぶゆず皮のさわやかな香り、というのはなかった。
おいしいんだけど、ゆずはむしろいらないかな。卓上調味料の酢で十分というか。ゆずよりかは焦がしにんにく油のほうが合うじゃないかとも思ったが、それは釈迦に説法。
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ちょっと不満もあったけど、しっかり完食、スープ割りもお願いしスープも完飲。
しかし、この量、一人で食べられるわけがなく、友人にもだいぶ手伝ってもらってしまった。一人で食ってやりたかったのですが・・・・・・次回に持ち越し。
今度は魚介とんこつのつけ麺を試してみようかな。でもやっぱ七志は焦がしニンニクの効いたらーめんがうまいんだよなあ。
