ショアジギングロッド ダイワ ジグキャスター MX 96M インプレッション キャスティング編

いや、丸一日ジグを振り続けてすっかり筋肉痛でございます。我ながら頑張った、そして釣れなかった。インチクなら釣れると思っていたんですけどねえ・・・・・・まったく。

さて、一日、愛竿のショアジギングロッド、ダイワ「ジグキャスター MX 96M」を振り続けてわかったことを書こうかなと、いわゆるインプレッションってやつです、生意気にも。ま、魚を掛けていないので、キャストについてだけです、今回は。

こちらが、ダイワジグキャスター MX 96Mですね。メーカー希望価格は26,000円。
ダイワ「ジグキャスター MX 96M」
(※画像をクリックするとナチュラムの販売サイトにジャンプします)

この竿の持ち味は、ロッドのネジレを徹底的に防ぐカーボン配列構造の「X45」を搭載し、そのカーボンは密度の詰まった「HVFカーボン」を採用しています。

そして96Mは205gと、ショアジギングロッドとしては超軽量の部類。ショアジギングといってもライトショアジギング用モデルといってもよく、60gまでのメタルジグをフルキャストできるよう設計されています。

ダイワのジグキャスター MX←をクリックすればオフィシャルページにジャンプします。
ダイワ「ジグキャスター MX 96M」のX45とHVFカーボンの説明
(※画像はダイワのオフィシャルページのプリントスクリーンです)

この竿、他の方のインプレッションを読んで共通しているのは「飛ばない」ってことですが、わたしの感想もまさにそれ。この竿で飛距離を出すのは非常に難しい。

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理由はブランクス全体のパワー不足かつ弾性不足だと思います。バットもティップも弱い感じはしないのですが、いい竿を使うと感じる竿の反発力というか、竿がルアーを運んでくれるあの感じがほとんどない。

なので、竿の弾性を活かしてルアーを飛ばそうとしても全然飛距離は出ず、
1.竿を振り切るパワー
2.遠心力を利かすための竿の持ち方
を意識すると、ルアーがそこそこ飛んでくれました。

具体的には、ジグを飛ばす際、大体垂らしを元ガイドからリールぐらいまでの長さにしっかりと取って、後ろに振ってからビュンと竿を振り切ります。コントロールをつけようと、垂らしを短くすると途端に飛ばなかった。それに、スイングスピードを出すためにパワーも必要でした。

また、遠心力を利かした竿の持ち方とは、グリップエンドをガッチリと掴まず、小指を一本残して親指から薬指までで掴みます。野球選手がバットのグリップエンドに小指を掛ける、あの感じです。たったこれだけで、重心が下がり、竿の遠心力がアップ・・・・・・わたしは明らかに飛距離が伸びました、この持ち方で。

とはいえ、30gのメタルジグを100mも飛ばせません。もちろん、わたしの技術不足、ジグの性能、PEラインの太さ(わたしはPE1.2号)、リールの大きさも加味しないといけませんが、たぶん70~80mぐらいの飛距離です。ちなみに、シーバスロッドで20gぐらいのジグを投げていた方よりも、飛距離は出せませんでした。

PE0.8号にしてタングステン製の小型ジグにすれば100mはいくかもしれませんが、あまりラインが細いと軽い根掛かりでリーダーごと持っていかれてしまうことが多いですからね。やはり、PE1.2号ぐらいがちょうどいいのかなと、ライトショアジギングの場合。

もう少し修行をし、他のロッドも試したうえでないと公正な評価はできないですが、わたしの結論は「飛距離を出したいならジグキャスター MX 96Mはおすすめできない」ということ。

ま、とはいえ、他のロッドを買うお金はないので、この竿をうまく使いこなして、飛距離が出せるように頑張ろうと思います。


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