簡単にできる自家製カマスの干物
三浦半島ではカマスがまだ好調の様子で、それに西湘の大磯港でもカマスサビキで数釣りができているようです。わたしも今年はよく釣ったんですけど(エンピツサイズですが・・・)、カマスはひと度時合に入るとバタバタッと釣れるのでいいですよねえ。
ってことで、せめて味だけでも楽しみたいと、カマスの干物を食べました。
もちろん自家製です。カマスの干物らしく、片袖開きにしました。自分で言うのもなんですが、わたしはけっこう干物作りが得意なんです・・・・・・な~んて。
使ったカマスは駅前の魚屋で購入したもの、太いものが5本入って480円。
安くはないけれど、まあまあ悪く無いですね。品質がいいですし、何より、釣りに行けばもっとお金は掛かるので、十分でございます。
カマスの種類はアカカマスです。カマスの干物は水カマス(ヤマトカマス)で作られることが多いので、アカカマスの干物は豪華ですよ、なかなか。
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カマスの片袖開きは、ちょうど胸ビレの横から開いてやるとうまくいきます。
こんな風に開いたら、内臓とエラを抜き、特に中骨に沿って血が固まっているので、流水で洗い流してしまいます。ちなみに、内臓の周りは脂でベッタリしていたので、身にも十分脂が乗っているでしょう。
水で丁寧に洗ったら、約10%の塩分の立て塩に漬けて味付けをしてやります。
漬け込む時間は45分。立て塩の塩分は12~13%程度がベストとも言われますが、塩分濃度が高いとやっぱり引き上げるタイミングが難しいわけです。漬け込み過ぎるとあっという間に塩っ辛くなりますから、10%程度の甘塩でじっくり漬けたほうが失敗がないと思います。
後は水分を拭きとって(10%なら水洗いしないでOK)、朝から夕方まで干してやれば完成です。日差しに当てることよりも、風通しの良い場所に干すことを優先してください。
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出来立てのカマスの干物をパリッと焼けば、飯のおかずにも酒の肴にも最高!
もうね、本当にうまい! 身は締まっているのにしっとりとして食感が良く、噛むほどに旨味が感じられて脂の乗っています。皮ごと食べることで、カマスならではのよい香りも堪能できて、もう言うことないっす。
カマスの干物は安くないですからねえ、やっぱり自宅で作るのがお得です。だって一枚100円程度ですから。ちなみに、スーパーなどで売っている安いカマスの干物は、水カマスのうえに冷凍物なので、やっぱり味の濃さも風味も、新鮮なアカカマスの干物とはまるで違うと思います。
この時期、魚屋に行けばわりとカマスは売っているものなので、ぜひお試しを! 寒風に晒すほど、干物はおいしくなるのでおすすめです。
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