アイゴ(バリ)の簡単なさばき方
超大型の台風が日本列島を直撃で、週末に予定していた釣りはちょいと無理っぽそう。みなさんも完全に台風の影響がなくなるまで、釣りに行くのはお控えください。
釣りは所詮遊び。命あってのものですから。
さてさて、今回のネタはアイゴについて。近年、海水温が高くなったせいで、関東周辺の海でも釣れるようになってきまして、わたしも幾度もバリことアイゴをハリに掛けています。
しかも先日、本牧海づり施設で良型アイゴの釣果があったようで、
そうか、とうとう濁る東京湾でも釣れるようになったかと、少々驚いてしまいました。ま、わたしが彼の海で釣ったことがないだけで、とっくに普通に釣れる存在なのかもしれません。
アイゴはヒレの棘という棘に毒があるせいでとにかく嫌われていますが(嫌われるに十分な理由だけど)、味のほうもバリ(小便)という蔑称の通り、夏場など特に身が臭いと評判です。
なのでわたし、釣りのキャリアだけはそこそこありますが、いまだアイゴを食べたことがありません。
言い訳をすれば、うだるような真夏にしか良型アイゴを掛けていないから。夏にくせぇーと言われている魚を、さすがに真夏に食べる気は・・・・・・。
PR:釣りのDVDも豊富!TSUTAYA DISCAS 1ヵ月間“完全無料”のお試しキャンペーン中!
でも、冬や来年の春に備えて、さばき方の予習だけはしておこうと、下の動画を発見。
1分15秒あたりから、バリことアイゴのさばき方が始まります。前半は小アジの素手でのおろし方。
アイゴのさばき方はさほど難しくなさそうで、活き締めして血抜きした物を、
1.ハサミですべての毒棘を断ち切る
2.ハサミで頭と脊椎を切り離し、後は内臓を傷つけないようにして腹回りの肉を切る
3.一気に頭と内臓を身から引き離す
4.腹を丁寧に水洗いする
という行程です。
ちょっと驚いたのは、アイゴの内臓の多さ。薄緑色した内臓が、奥からデロッと大量に出てきます。
なるほど、アイゴが臭いといわれるのは内臓が多いせいで、死後内臓を付けたままにしていると身にニオイが移るんでしょう。
なので、アイゴをおいしく食べるのなら釣り場で内臓を除去してしまうに限るんですね。学びました。夏以外の時期に良型が釣れたら試してみようと思います。
PR:アイゴの毒棘対策に!魚がガッチリ掴める高性能フィッシュグリップはDRESSのディノグリップ
ちなみに、切除した毒棘や頭部および内臓は、海中に投棄すればいいでしょう。堤防や磯に放棄すると危険ですし、腐ったら悪臭が凄そうですから。
毒棘も内臓も自然物ですから、海中でいずれ分解されるのでノー問題。
Maioka FC 最新更新情報
・一緒に語ろう! 第30回 どうしてボウズになるのか? ~情報収集は正確に~
・釣り具研究所 チチワで接続具を結ぶ ハリの結び方-外掛け結び
・タックル&アイテム シーバスロッド&シーバス専用リール
・釣魚図鑑 カタクチイワシ アカエイ タカベ オオスジイシモチ ネンブツダイ
・伝説の名勝負 第26戦 皇帝・エメリヤーエンコ・ヒョードルの世界を驚嘆させた一戦 vsアンドレイ・アルロフスキー(ベラルーシ)
Maioka FC ラーメン情報室
Maioka FC 釣り用語辞典
Trackback -