ずっと行きたかった店が新宿にある。
新宿西口のらあめん満来。
新宿屈指の人気店で、メニューはシンプルにもラーメンとつけ麺の二択だけ。
で、両麺に何をトッピングするかが肝となるのがこの店の特徴なのだ。
注文したのチャーシューメン、1,550円。
肉塊だ！
チャーシューじゃなくて肉塊が乗っているんだ！
写真はショボイが、大判チャーシュー二枚の奥に、よく煮込まれた肉塊が鎮座している。
この肉塊は100gは十分にある大きさで、柔らかく肉の旨さに溢れ、噛みしめるほどに喜びを感じる逸品！ かぶりついてこそうまい肉の表現なのだ。
スープはあっさり醤油だけれど肉の旨味が濃く、この旨味はダシからなのかそれともチャーシューや肉塊からか・・・・・・おそらくその両方から滲み出たうまさか。
麺はしっかりウェーブのかかった中太縮れ麺で、ツルツルの舌触りにモチモチ食感でまさに理想的。麺量も十分でかなりのボリュームだ。
麺とスープはあくまで昭和ノスタルジーな一杯であるのだが、なんたって肉塊が・・・・・・。
1,550円とかなりの価格だけど十分にその価値のある一杯でしょう。おすすめです！
寒くてつらい埼玉の冬。“埼玉”と一括りしてはいけないのかもしれないが、とにかくまあ寒い。やっていられない。
しかし最寄りの駅には日高屋がある。そんな日高屋の冬の楽しみといえば・・・・・・。
チゲ味噌ラーメン、610円。
待っていましたこの一杯！
チゲ味噌スープに溶き卵が絡む！
辛さの中に甘みがあり、しみじみとうまいんだなあ。そして辛目注文ができることも辛党には嬉しいところ。
毎冬にこの一杯をリリースしてくれる日高屋は最高なのである。固定ファンが多いんでしょう。
辛いもの好きな方にはおすすめ！
池袋のラーメン屋と言えば大勝軒ですが、今回紹介の屯ちんもまあまあの知名度。屯ちんは東京豚骨ラーメンを謳っており、豚骨の鮮度にこだわっているんだとか。
お邪魔したのは屯ちん池袋西口店。
池袋駅西口を出て２分ほどの好立地だけど、ちょっとだけ奥まっていて少しわかりづらい感じ。
外にある券売機で食券を購入して店内に入ると、モワッとグリストラップの強烈なニオイ。むむぅ。
店内はカウンターをメインにテーブル２席。清潔ではあるけれど、いかんせんオイニーが。
さて気を取り直して、調味料はコショーに酢、ラー油、豆板醤、ニンニクなど豊富で嬉しい。高菜が入れ放題ってのも
東京豚骨ラーメン+海苔、780円。
なかなかのグッドルッキングですな。ちなみに大盛り＆半ライスが無料なのも嬉しいサービス。
まずはスープをひと口・・・・・・ほぉ～、スッキリとしていてなかなかうまい。豚骨の風味もさることながら、魚介の旨味と香りもほどよく効いている。
けれどもいわゆる魚介豚骨ほど魚介が主張しすぎておらず、あくまで主役は豚骨。魚介は銃後の守りなのだ。
麺は中太縮れ麺でツルツルシコシコでこりゃうまい。スープの性格とよく合っているし、大盛りにすれば麺量も十分。
具はメンマ以外は特に印象深いものはなかったけれど、可もなく不可もなくといった感じ。しかしわざわざ有料でトッピングした海苔がしょぼく、正直残念。
やっぱり家系のお膝元で育ってしまうと、海苔の存在感にはちょっとうるさいのだ、あたしゃ。
さてそれはさておき、テーブル調味料が豊富だから、途中で味変して飽きることなく完食できました。こういう心づかいに客はハートを掴まれる。
強烈なニオイも感触する頃には慣れてしまったから、まあ良しとしよう。
ごちそうさまでした。
