久しぶりに横浜での仕事。やっぱり家系が食べたいなあと思っていたら、ありましたグリーンラインの北山田駅周辺にも。
黄色い看板の近藤家本店。
この店の主は家系ラーメンが世に広がるきっかけを作ったとも言える方らしく、直系店以外の潮流を作ったのだという。ありがたいこっちゃ。
さて店内は広く、カウンターは10数席、テーブルも2~3席あった。食券制。テーブル調味料はコショー、酢、豆板醤、ニンニク、生姜といった標準的なものだけ。
ラーメン+ライス(並)+
特製チャーシュー(2枚)、1,050円。
これぞ往年の家系! この味が食べたかった!
醤油がチー油が豚骨が、絶妙なバランスで調和!
酒井製麺のシコシコ平打麺がこれまた絶品!
いやぁ~、うまい! こりゃうまい! 調べると昔の家系のまま味を変えていないんだとか。確かに昔の家系ラーメンはこんなだったと感動した。
現在の直系も最高にうまいが、約20年弱前ぐらいか味が変わった瞬間をハッキリと覚えている。それまで自分がうまいと思っていた家系は近藤家の味に近かったように、この一杯を食べて思い返す。
山岡家でも書いた昔の家系という表現(クサ旨の世界観 山岡家の一杯)が、近藤家にもまるっきり当てはまり、こちらは非常に洗練されている印象なのだ。
酒井製麺の微ウエーブ平打ち麺。
この麺がまた最高にうまいんだ! 家系の強いスープにはこの麺の歯応えと香り、食感が無くてはならない。これじゃないとダメなんですわ。
そして特製チャーシュー、こちらもうまかった。デフォルトのチャーシューとはまるで違い、バラ肉のロールタイプ。よく煮込まれているけれど食感もしっかり残り、チャーシューの周囲がタレ付きで炙られていて香りがとにかく良い。
やっぱり家系はなんだかんだ横浜市内が最高。こんな名店が当たり前に鎮座しているのだから。
北山田には顧客がいてよく足を運ぶから、今後は楽しい営業になりそう。
おすすめ! 最高! うまかった!