春もおいしいイサキの刺し身

カゴ釣り師にとって特別な魚がいくつかあります。マダイ、金アジ、シマアジ、そしてイサキ。今も昔もイサキを追いかけていますが、なかなか釣れてくれません。

ちょっとね、いつも旬を先駆け過ぎているというか、イサキ=初夏ということで6月にばかり狙ってしまっていることが惨敗の理由か。

今年は7月後半~8月いっぱいにかけて、夜にイサキを狙おうと思っています。後は初島に今年こそ行きたいなと・・・・・・いや、今年こそは釣りたいなと。

ちょっと前、スーパーで売られていた長崎県産のイサキの刺し身。安売りで250円。
格安で買ったイサキの刺し身

こりゃあ安いなあ。スーパー閉店間際ってのは、魚好きにとってはドリームタイム。イサキの刺し身が250円なんて値段で食べられるのはちょっと嬉しすぎ。自分で造るよりもはるかに安い。

それにこの季節にもイサキは獲れるんですねえ。夏以外に食べるのは初。

蓋を開けるとこの通り、見た目からして脂が乗っているし、鮮度は抜群。
イサキの刺し身がたくさん

いやぁ~、切り身が大きくて、さぞや大きいイサキだったんでしょう。それにエッジが効いています。刺し身はこれぐらいエッジが立った物のほうがやっぱりおいしそうです。

それに血合い骨を落とすのではなく、抜いたプロの仕事が光ります。意外に骨を抜く作業が大変で、道具が悪いのか、それとも力を入れ過ぎなのか、骨がしっかり抜けずに切れちゃうことが多いんですよね。

いやぁ、それにしても安い。大きいイサキの刺し身がこれだけ入って250円ですからね、最高!

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もちろんわさび醤油でいただきます。二切れぐらい一緒に食べたほうがうまい。
イサキの刺し身を二切れ一度に食べる

うまいです、イサキの刺し身は。身の旨味、脂の甘み、歯ごたえ、そして特有の磯の香り。イサキってのはたたうまいだけれはなく、磯の香りという個性があるからいいんですね~。

また、単純な白身ってわけではなく、マダイとアジを掛け合わせたような、ハイブリット感があるんですよねえ。カゴ釣り師が特別視するには理由があるわけです。

上の刺し身とは大きさが違うので、違う個体の刺し身でしょうか。
少し大きいイサキの刺し身

こちらのほうが磯の香りが強いです。やっぱり大きな個体のほうがクセが強いよう。その分、味も濃いように思えます。

イサキをずっと釣っていないから、ことのほかおいしくいただきました。刺し身のうまさはイサキ>マダイ=マアジ、という感じです。

魚というのは奥が深いです。


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