ホタテのヒモがメインのシーフードカレー
カレーが大好きです。カツカレー、カレーうどん、インドカレーetcといろいろなカレーがあるけれど、外食では滅多に食べられないカレーがひとつ。
“シーフードカレー”
エビや貝、イカ、サーモンなどを具にしたカレーで、ホテルや老舗洋食店などぐらいでしか提供されておらず、しかも庶民がランチで食べるには二の足を踏むほどの高嶺の花。
ならば作るしかない! 最近、何事もやる気が起きなかったですが、奮起して魚屋→スーパーマーケットをはしごして食材を調達。
メインの食材はホタテのヒモ! どうですこの安さ! これこそ庶民的、ブルーカラー。
鮮度の高い貝ヒモがお得なのでふたつもゲットしちゃいました。貝柱をスルーってのが少々悲しいですが、だって高いんだもん~。
貝ヒモはけっこう汚れているので、しっかりと水洗い。するとラブローション級のフコイランがトゥルントゥルンに出てきます。よ~く水洗いしてください~。
こやつも欠かせません、安売りしていた時にたくさん買って冷凍しておいたスルメイカ。
イカは上品に皮を剥いて使用。やっぱりスルメイカの皮は風味が強く出るからシーフードカレーには向いていると思うんですが、なにせ硬いので食感を重視して今回は剥きました。
これが入っていないシーフードカレーはありえません。価格も優秀なむきエビちゃん。
エビのグレードを上げれば上げるほどカレーがうまくなることは明白ですが、格安の冷凍むきエビ。旨味はともかくダシにはこれで十分ですかね。
↑↑↑これらのシーフードをバターでソテーして白ワインで香り付けしたらそれで下ごしらえの完成。
PR:楽天カードなら楽天市場・楽天ブックスでのお買物がいつでもポイント2倍!
カレーのダシは日本風フュメ・ド・ポワソン・・・・・・頭と内臓を除いた煮干しダシ。
シーフードカレーの成否はこのダシにかかっているわけです。市販のカレールーは基本的には肉と合うようになっているから、おいしい魚のダシを加えないとシーフード感が出ないわけです。
頭と内臓を取ったのは、あまりにもオリエンタルに傾きすぎるキライがあるから。煮干しってのは超優秀で、頭と内臓を取ってしまえば驚くほどスッキリとした、和洋中すべてに合うダシが取れてしまう。
それに固形のチキンブイヨンもひとつだけ。
野菜はフードプロセッサーでカットした人参、タマネギ、生姜、ニンニク。
これを油で炒めて水分を飛ばして旨味を凝縮。きつね色に色づいたらOKですね。
深鍋に炒め野菜とダシを加えたら30分ほど煮込み、市販カレールーを入れ、もう15分ほど煮込んだらルーの完成。そこにバターで炒めたシーフードを加えて、カレー粉とガラムマサラ、醤油一滴で香りを整えたらシーフードカレーの完成です。
ホタテのヒモをメインの具にしたシーフードカレーがこちらです。
くぅ~、うまい~、自分で作ったシーフードカレーが超うまい~。エビやイカは言わずもがな、ホタテのヒモはクセのないモツのような味わい。バターの甘さとカレーの香り、それにやっぱり煮干しのダシが決め手です。
PR:楽天での買い物が便利にお得に!年会費永年無料の楽天カード!
自分への評価は甘く・・・・・・ってのが基本姿勢の人間ですが、これだけ丁寧に作るとシーフードカレーは格別にうまい。
ホテルや老舗洋食店にはさすがに勝てないですけど、十分でしょう、くぅ~っと唸れれば。
お試しあれ!
Maioka FC 管理人ブログ 魚食関連記事
絶品! メジマグロの刺し身
丸ナメタガレイの煮付け
ムシガレイ(水ガレイ)の姿揚げ
春が旬! 安くてうまい! アサリのトマト煮込み
釣ったクジメの煮付け
釣りメバルの煮付け
トロットロ! 本まぐろの中トロ切り落としがうますぎ!
鮮度抜群のマルアジをフライで
まぐろなかおちの刺し身