丸ナメタガレイの煮付け
先日、水カレイことムシガレイの食レポを掲載しましたが(ムシガレイ(水ガレイ)の姿揚げ)、カレイといえば煮付けも食べたい、煮付けに最適なあやつも買ってしまいました。
ナメタガレイことババガレイ、30cm以上の丸で430円と格安でした。
大体は子持ちの切り身を買うことが多く、丸のナメタガレイは初ですね。しかも青森県で漁獲された近海産。魚好き的には非常にテンションが上がります。
パックから取り出してみると、やっぱりナメタはヌルヌルでらしさ爆発。
ナメタガレイはウロコがないので、よく水洗いして汚れを落としたらOK。内臓の処理は、ナメタの場合は頭と胸ビレを袈裟落としにしないと内臓が取れないですね。
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横に三の字に飾り包丁、裏も同じように隠し包丁を入れてやります。
包丁を入れてやることで皮が弾けずにキレイに煮上がりますし、第一、味が染み込みやすくなります。煮魚の下ごしらえとしてよくやる、塩振り+酢洗い、は必要なし。ナメタは鮮度がよければ一切悪いニオイはしないので。
水、日本酒、みりん、醤油、砂糖をひと煮立ちさせたらナメタガレイを投入。
わたしは煮魚はフライパンで作るのが便利だと思うんですけどね。深すぎず、そして焦げ付きにくいので失敗することがほとんどありません。付け合せのネギ、香り付けに生姜を入れます。
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煮魚を上手に作る最大のコツは、火力全開で最後まで煮上げること。
火力全開なので、ある程度まで煮たら目を離さず焦げないようにしっかり見張っていること。なぜ火力全開で煮るかというと、弱火で煮ると魚に水が入ってグズグズになるし生臭くもなっちゃうんですな。
丸ナメタガレイの煮付けの完成。やっぱり丸は迫力がありますね~。
丸の魚を煮るには十字の飾り包丁よりも横のほうがいいですね。おいしそうですし、全体にしっかり味が入りますね。包丁の入れ方で味がよくなるのだから、料理は非常に奥深いですな。
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ナメタガレイはこの通り、いかにもうまそう。ブリリンとしています。
横に包丁を入れたことで身離れが断然良くなって、こんなところにも飾り包丁の効果が。
さて肝心なのは味。小さいナメタガレイなので味わいは淡白ですね。脂も味の濃さも淡い。でもさすがにいい味しています。淡いからマズイ・・・・・・なんてことはなく、こいつなりのうまさがあってお酒が進んでしまう。
それにナメタはヒレがうまい! ヌルヌルッとした食感の中に深い味わいがあります。
この通り、すべてを残さず完食。骨は・・・・・・小皿に吐き出しました。
小さいナメタガレイもおいしかった。滅多に安く売っていない魚ですが、安く売っている時は絶対に買わなきゃ損ですね。
それにしても釣りを趣味にしていたら、いつの間にか煮魚が得意料理になってしまいました。少なくともそこいらの主婦よりもはるかに上手に煮れる自信が・・・・・・悲しいことにあるんだよなあ。無駄な生活力!
ま、おいしい魚を自宅でお得に食べることができるので幸せではありますが。
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