釣ったソコイトヨリをフライで食べる
昨日、東伊豆・伊東港で釣ったソコイトヨリ。大中小合計4尾釣りました。
小さいものはリリースしてあげたいのですが、ソコイトヨリは釣り上げるとすぐに弱って死んじゃうんですよね。特に小型は。
でもソコイトヨリはおいしいっすから、釣れれば釣れるほど嬉しいっす。
釣ったすべてのソコイトヨリは首を折って活き締めにしてあります。
骨はやわらかいから指で簡単に締めることができるので、ナイフを使うわずらわしさがありません。エラから指を入れて首をバッキリと。かわいそうですが。
血生臭い魚ではないからあえて締めなくてもいいかもしれないですが、でも締めたほうが絶対においしいはず。
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ソコイトヨリはウロコもやわらかいから、ウロコ取りがあれば簡単に除去できます。
そのうえ内臓が臭くないので、下処理もイヤになりません。ソコイトヨリはおいしいうえに下処理も楽ちんな優れた魚。
さて、ソコイトヨリはお椀にして食べようかなと思いましたが、型が揃っていないのでフライにすることにしました。中小サイズはお椀にはちょっと向かないですから。
そこでアジ同様、ソコイトヨリを背開きに。初めて魚を背開きにしたので下手ですね~。
メゴチを開くみたいに、松葉開きになっちゃいました。いやいや、三枚おろしよりよっぽど難しい。勉強になりました。課題は尻ビレの除去ですね。それにしても皮目が美しい魚です。
衣をつけてカラリと揚げたらソコイトヨリのフライの完成。ついでに黒ハンペンとナスも。
カラリと揚がって実にうまそうです。松葉開きになってしまいましたが、形は悪くないですね。それに黒ハンペンといえばフライですし、ナスのフライもうまいっすよね~。
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ソコイトヨリのフライは、シンプルに生醤油+レモン汁でいただきます。
せっかくの美しい皮目が衣に覆われて残念ではありますが、サクッとひと口・・・・・・ウマ過ぎ! 過去食べてきたどんな魚のフライよりもうまい! 圧倒的に!
風味が軽くて旨味が濃く、身がとてもやわらかくてふっくら。脂は乗っていないけれど、魚臭さが一切なくて、とにかくこんなにうまく上品な魚フライは食べたことないです。皮の美しさを犠牲にする価値はありますね。
ソコイトヨリのフライの断面。皮目もそうですが身も真っ白で美しい。
ソコイトヨリは身の水分が多いから、フライという調理法は非常に相性がいいようです。一度こんがりと焼いてから煮るアクアパッツァにしてもやっぱりうまいわけで。
塩焼きや干物にしてもいいかもしれないですね。意外に刺し身は、この魚の真価が発揮できないのかもしれません。勉強になりました。
ついでに揚げた黒ハンペン。黒ハンペンはおでんじゃなければフライです。
このペラッと薄くシコシコっとした食感に青魚の風味、それに甘みが意外にも強いです。これは醤油じゃなくてウスターソースがドンピシャ。
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いやいや、それにしてもソコイトヨリのうまさには大満足。カゴ釣りでタイを狙う人はよく釣る魚だと思うので、ぜひお試しすることをおすすめ。
釣った魚をあまりフライにしたことがありませんでしたが、今後はいろいろと試してみようかなと思います。・・・・・・釣れればの話ですが。
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