暑くて暑くてラーメンどころじゃなかったけれど、ここ数日は涼しくてラーメン欲が回復。気になっていた店に飛び込んで来た。
東武東上線の鶴ヶ島駅にある「ぶーけ」。
この店は鶴ヶ島界隈にある老舗で、背脂ラーメンが売りとのことで気になっていたわけですよ。
店の中はコの字カウンターとテーブル席がふたつほど。食券制で、水はセルフ、テーブル調味料はコショウのみ。
注文したのは背脂煮干ラーメン、700円。
派手ではないけれど、チャーシュー、味玉、ホウレンソウ、メンマ、ナルトに魚粉に中央にネギとなかなかのグッドルッキングですな。シンプルにおいしそう。
まずはスープをひとすすり・・・・・・パンチが足りない。ダシもカエシも背脂も際立つことがなく一体感はあるのだけれど、グッとくるものがないなあ。
麺は中細縮れ麺で、スープ同様にこれといった印象はなし。麺量は標準的。
具はチャーシューと味玉は非常においしく、おとなしめのスープと麺を引っ張ってくれる存在といえそう。メンマは食感も味もなかったと記憶していますね。
個人的に味わいで惹きつけられるものはなかったけれど、決しておいしくないということはなく、昔ながらの一杯的存在といった感じでしょうか。
家系総本山のお膝元で育った人間だから、醤油っ辛い味わいを好み過ぎているため、ちょっと物足りなく感じてしまうのはしょうがないところかな。
ま、メニューの多い店ですから今後もいろいろ試してみたいと思う。
ただし、ちょっと提供が遅い。当日は特別混んでいたわけではないのに、提供されるまでに15分以上かかった。
事情はあるんでしょうけど、空腹で15分は長く感じたなあ。
