ジャンボおしどり寿司に行ってきました。ジャンボおしどり寿司は、横浜市を中心として回転寿司チェーンです。良質なネタが大切りだけどお手頃値段だから、休日はいつもお客さんであふれています。

まずは、座った途端回ってきた見るからにうまそうなブリトロの握りから。サシの入り方ったら！

最高の脂の味ですね、こりゃ。とても脂が甘いのにサラリとしていて、それに旨味も香りもありますね。ブリの脂ってのは、マグロ以上に旨いかもしれないですね。この店の売りであるデカネタだったので、ちょっと食べづらくはあったけど、食べごたえは抜群。

ブリはブリでも、こちらは小さいブリであるハマチの握り。血合いがキレイですな。

ハマチは逆に、さっぱりとした味わいで、ほどほどに脂が乗っていて万人向きの味わいです。おしどり寿司のハマチも質はかなり高いと思います。ハマチはひと昔前に比べてはるかにおいしくなりましたね。また、おしどり寿司は厚切りだから、身の旨さが堪能できます。

ブリと近い仲間のカンパチの握り。このカンパチも脂が乗りっ乗り！

カンパチ独特のサクサクッとした歯ざわりに、極上の脂の甘みが広がって、いやぁ～、カンパチってのは最高級の旨さを持っているんだと改めて実感。カンパチは夏の魚なので、この時期のものは養殖物でしょうね。でも旨さは天然物以上かも。最高でした。

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ジャンボおしどり寿司の名物ネタとなっている時鮭の握り。秋・冬以外に漁獲されるから時鮭です。

この時鮭が本当においしい。身に旨味があり、脂も乗っていて、しかも柔らかいなりに歯ごたえがあるのは天然物が成せる技。サーモン系の握りのなかでは、ジャンボおしどり寿司で食べられる時鮭が一番おいしいと思っています。

もう一丁赤身の握り、これはビンチョウマグロの握りです。マグロづくしの中の一貫。

これはまあまあ、それなりのおいしさ。飛び抜けるほどではないけど、上質だと思います。大切りなので食べごたえがあっていいですね。ビンチョウって切り身が小さいと、淡い味わいだからいまいちなんですよね。

いまがまさに旬のホウボウの握り。白身魚のなかでもトップ10に入る実力者。

そんなに個性がある魚ではないけれど、身の濃い旨味と、硬すぎず柔らかすぎずの絶妙な歯ごたえが売りですね。噛めば噛むほど味が出るというタイプ。4月の半ばになれば、さらに旨くなるんじゃないでしょうか。この時期、スーパーなどで安く売っていたら、絶対に買いです。

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エンガワの握り。薬味にネギが。これはカラスガレイのエンガワだと思います。

カラスガレイのエンガワはちょっと大味だから、ジャンボおしどり寿司のように大切りにして、薬味を添えると味が引き立つと思います。ワサビを多めにしてもなかなか。

最後に食べた茹でダコの握り。けっこう大きなタコですね、こりゃ。

これはいたって普通でした。まずくもないし特別うまくない。なんかあまりに普通すぎて特にこれといった感想はないですね。ちょっと薄切り過ぎたかな？

久しぶりのジャンボおしどり寿司でしたが、やっぱりレベルは高いですね。特に白身系のネタが充実していて、寿司好きとしてはありがたい限り。

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だけども苦言をひとつ。注文したのり汁が全然運ばれてこず、合計三回もお願いしたのにそれでも運ばれてきませんでした。結局運ばれてきたのはいい加減食べ終わった頃。ジャンボおしどり寿司はほぼ毎回こういうことがあります。なんで？

忙しいのはわかるけど、どうして改善をしようとしないのか、はなはだ疑問。

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