気をつけようオニダルマオコゼ

今回はこの夏の思い出を。中華街にあるヨコハマおもしろ水族館のお話。ビルの中にある小さな水族館だったから、特に目を見張るものがなかったけれど、関東では見られないとある毒魚をしみじみと鑑賞。

沖縄の磯ではまっこと危険な存在、オニダルマオコゼくんを紹介。見た目はもはやただの岩。
ヨコハマおもしろ水族館で展示されているオニダルマオコゼ 

こうやってひたすらジッとし、岩同然になることで目の前を通った小魚をデカイ口でバクリとやるのがこいつらの得意技。

YouTubeにオニダルマオコゼの捕食シーンがアップされていましたのでどうぞ。
 

普段ジッとしているくせに小魚が来た時の瞬発力は凄まじい。体力をトコトンまで温存し、捕食する時に全力を出すのでしょう。

こいつらの岩なりきり度は筋金入りだから、人間が近づこうとも逃げることをせずジッと動かず、岩と間違えた人間が踏んづけて背ビレの猛毒で大怪我、最悪死に至るんだそうです。

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オニダルマオコゼの岩なりきり度はこちらのサイトに詳しいです。超絶面白い。
 
(※プリントスクリーン画像です。画像をクリックするとサイトに飛びます)

完全に岩になりきっているから、網ですくわれても暴れず、氷締めにされても騒がず、一度も抵抗をしない姿勢を「我慢強すぎるだろう」 と感想。

以下、爆笑部の引用。
「どう考えてもアウトだろうという局面に来てもなお岩を演じる役者魂には鬼気迫るものがある。ちょっと暴れれば自慢の毒針で攻撃することもできただろうに、あえてそうしなかった頑なな姿に僕は何か熱いものを感じた」

このサイト記事、爆笑します。ぜひお読み下さい。食うと意外なほどうまいんだそう。

さて、オニダルマオコゼはルアーへ反応を見せるそう。スプーンで釣られています。
 

引き味はともかく、水流抵抗の強そうな体をしているので、手応えはそれなりにありそうです。それにしても釣られた後も落ち着き払っています。相当に我慢強い魚ですね。

オニダルマオコゼは沖縄なんかで釣りをしない限り釣れることはないですが、まあ、今回紹介した情報は知っていて損はないですね。

競争の激しい魚業界の中でもトップクラスの役者魂を持っていることがわかっただけでも、少し賢くなりました。釣りの役には立たないですけど


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