はま寿司　さんま、ベトナム風海鮮春巻き、活〆はまちetc

Posted on 2015.10.06

いや、急に寒くなったりまたは暑かったりと、季節の変わり目はなんとも体調を崩しやすい。わたしも鼻炎に軽い外耳炎、眼精疲労etc、ちょっと体調不良気味です。

そんなんなんで、ちょっと栄養のあるものを食べようと、相変わらずのはま寿司へ行ってきました。現在は「中とろと秋の逸品」フェアー中。

まずはフェアー商品から、北海道・三陸産さんまの握り。生サンマですね。
はま寿司の北海道・三陸産さんまの握り

このサンマは秀逸！　トロリと溶ける脂にシコッとした食感、そして噛むほどに溢れる旨味、魚として究極の美味といっても差し支え無いでしょう。これだけ鮮度のよいサンマが大型回転寿司で食べられるなんて、本当にいい時代になりました。あまりにおいしいので全部で2皿ペロリ。

イワシ、アジ、サバ、コハダにサヨリ、光ものと言われるネタは数多くあれど、サンマの前には軒並み格下。もちろんサンマにはないうまさってのがそれぞれあるけれど、旨味の濃さではサンマがNO.1です。というよりも、サンマに匹敵するのはホンマグロぐらいのものじゃないでしょうか。

もう一丁フェアー商品、ベトナム風海鮮春巻きの握り。レモンスライス添えです。
はま寿司のベトナム風海鮮春巻きの握り

まずは一貫食べて驚きました、この寿司、びっくりするぐらいおいしい。確かにベトナム風のエスニックな風味全開なのだけれど、酢飯ですから寿司としてのおいしさもちゃんと残していて。

ベトナムの春巻きというと生春巻きが有名ですが、揚げ春巻きもわりと普通に食べられていて、その場合は編み編みの春巻き皮を使われることも多いようですね。

中身はスリ身だと思いますが、春巻き皮とスイートチリ、レモンの風味とうまく一体化しています。この寿司の開発者、天才だと思います。これはレギュラーメニューに格上げしてほしいです。

以下はレギュラーメニューです。

まずは寿司屋の顔的存在、まぐろの握りです。見てください、このキレイな赤！
はま寿司のまぐろの握り

筋がない芯のいい部分を使っています。そんなの当たり前であって欲しいのですが、多くの大型回転寿司ではそうではありません。平気で筋たっぷりの部分を生で出してくるわけですから、そりゃ100円で食えるわなという感じ。

はま寿司ではそういうことが本当になく、マグロの質に関しては100円寿司の中ではピカイチ。はま寿司に行ったらこれは絶対に食べたほうがいい、間違いのないネタですね。

もう一皿マグロネタ、鉄火巻です。鉄火巻はお酒がめちゃ飲みたくなる優れた細巻きです。
はま寿司の鉄火巻

これに使われているマグロも非常に質が高かったです。多くの寿司屋は、鉄火巻に使うマグロはそれこそ筋のある部分を使うものなんですけど、はま寿司は鉄火巻にも手抜かりなし。

ま、鉄火巻の場合だけは多少の筋があっても、細く切ってあるのであまり気にならないし、ちょっと食感があって、だからこそお酒にも合うというか。ま、ケースバイケースですな。

お次は、養殖魚とはいえ夏場が過ぎてグッと脂が乗ってきた四国・九州産活〆はまちの握り。
はま寿司の四国・九州産活〆はまちの握り

これは最高の味でした。出世魚ブリは不思議な魚で、エサの豊富な夏場は痩せているくせに、冬になると急においしくなります。しかも天然物だけじゃなく養殖物も同じで、冬に近くになるほどおいしくなるようです。これもおいしいから2皿いただきました。

これ以下は変わりダネ、炙りげそマヨの握り。この寿司を考案した人も天才だと思います。
はま寿司の炙りげそマヨの握り

シコッとした食感があるのにやわらかく、そして噛むほどに味のあるヤリイカの脚を香ばしく炙り、イカに唯一足りない油の旨味をマヨネーズで補ってあって、これ最高です。回転寿司ならではのうまさがあります。

最後は、えび天握り。素晴らしいのは、注文すると揚げたてを握ってくれます。
はま寿司のえび天握り

これは塩とワサビでいただきましたが、うまいんだなあ。とてもうまい！　さっくりと上手に揚がっていますし、エビの味も悪くありません。けっこう好きです、天ぷら握り。

いやいや、今回はベトナム風海鮮春巻きの握りにやられましたね。これはなかなかの完成度ですし、なんかアメリカとかの寿司屋にありそうなメニューです。

回転寿司はいろいろとやって、新しい味を開発していってほしいですね。ごちそうさまでした。

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