やっと日差しが出ました。一週間降り続いた雨ですっかり気持ちも体もやられましたが、太陽の眩しさを感じると食欲が湧き立つってもの。そんな時はお決まりの、はま寿司です。

現在は「金目鯛と貝祭り」フェアー中。もちろんフェアー商品を中心に食べてきた・・・・・・ハイテンションもあって食べ過ぎました。

まずはフェアー商品の目玉、金目鯛の握りから。一皿150円の豪華ネタです。
 

薬味に紅葉おろしと万能ねぎが乗っているので、ポン酢と醤油の合わせダレでいただきましたが、これが絶品！　キンメダイは身だけだと少々水っぽいのか必ずの皮付き食べるものですが、切り身の表面をおそらくスチームしてやわらかくしていると思います。

しっかりとした味がありますし、香りも上々。ちゃんと仕事がしてありますし、寿司としてのクオリティーはかなり高いですね。キンメダイは煮付けが一番だと思っていましたが、生もうまいですな。・・・・・・気が付きましたが、キンメダイの刺し身はもしかしたら初めて食べたかも。

もう一丁フェアー商品、大粒はまぐりの握り。甘辛ダレのツメが塗られています。
 

意外なほどにすっきり、そこそこおいしいですけど。ハマグリというと濃厚な貝の香りと旨味が特長ですが、香りも味もちょっと抜けちゃっているかなと。なのでツメでいただくとちょっとツメが濃く感じてしまうというか、まあ、大量に作って汁に浸しておくんでしょうから、しょうがない部分もあります。

ただ、火を通すと硬くなるハマグリですが、噛みごたえを残してやわらかく仕上がっているので、かなり頑張ってはいます。煮蛤を最高においしく仕上げるのは難しいんですね、当たり前ですが。

お次もフェアー商品、赤貝の握り。赤貝といっても、サトウ貝かサルボウ貝でしょうね。
 

うまいです。しっこりとした食感がよくて、清々しい磯の香りもあって、赤貝特有の苦味もほんのりと感じる。抜群ってわけではないけれど、なかなかに鮮度が高いし、これが一皿100円で食べられるなら悪く無いですね。

よくメニューを見たら、この赤貝のヒモの部分の軍艦もあったから、そっちも頼んでおけばよかったです。身の鮮度がよいってことは、ヒモも問題ないはずですから。

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まだまだフェアー商品、カナダ産ほっき貝の握り。茹でられているので赤く色づいています。
 

これは文句無しですね、シッコンとした食感が秀逸です。旨味が濃いわけじゃないですけど、その代わり軽くていくらでも食べられる感じです。茹でてあるから鮮度も高いですし。

ちなみに、ほっき貝というのは通称名で、標準和名をウバガイといいます。国産のウバガイは高くてとても100円じゃあ食べられないから、安くておいしい輸入物は庶民にはありがたいかぎり。

フェアー商品の最後、ロコ貝の握り。南米のチリが原産の貝でチリアワビなんて言い方も。
 

アワビというよりも、回転寿司でおなじみのツブ貝に似た食感。ちょっと歯ごたえが強いかな？　ツブ貝のような苦味がなくて、旨味もより濃いように感じる。いやこれ、なかなかうまいですよ！　鮮度がよいのか生臭みはないし、磯の香りといったクセもないから食べやすい。

大型回転寿司の貝として、もっと出回ってほしいなあと思いますが、現地では漁獲量が減っているようですね、意外にも。なので安定的に供給ができないのかも・・・・・・でも、1円でも安くおいしい魚介類を食べたいという日本人の熱情、いいですなあ。

以下はレギュラーメニュー。

まずは赤身、焼とろサーモンの握り。脂がしっかり乗っています。
 

これはハズレなしですね。それにいつになくおいしい。普段はもっとシャケ臭いですが、それがいい意味で気に入っていましたが、今回はシャケ臭さも程よくすっきり。鮮度が普段よりもよかったのかな？

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白身も一皿、四国・九州産 活〆はまちの握り。ハマチは養殖ブリの通称名ですね。
 

ハマチって本来は50cmぐらいまでの小型ブリのことで、旬は夏。養殖ブリですから、旬という概念はあまりないと思うんですが、普段のハマチよりも脂がすっきりしていて夏向きの味に感じたというか。気のせいかもしれないですけど、ことのほかおいしく感じたなあ。

お次は光もの二種、まずは夏といえばの魚のひとつ、日本近海産あじの握り。
 

前回食べた時は鮮度が悪くうまくなかったですが、今回は鮮度がよくて相変わらずのおいしさでした。しかも脂がしっかり乗っていて、う～ん、まいう～。鮮度の高いアジは最高です。

最近新しくメニューに加わった、九州・山陰産 炙りさばの握り。
 

これはうまいですね～。酢で締めていないサバの生の風味は苦手なんですが、レアに炙ってあると香ばしいうえにサバの旨味が凝縮されて、非常に食べやすい。焼きすぎていないから、酸っぱくもならないし。これはおすすめですね。

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夏は軟体系のお寿司もおつなもの、お気に入りの炙りげそマヨの握り。
 

回転寿司ならではのお寿司ですが、これは絶品です。イカゲソのうまさが際立っていますが、マヨネーズと炙りの香ばしさもしっかり。この寿司を考案した人、天才です。

最後は変わりダネ、えび天の握り。エビは甘エビかなんかかな？
 

揚げたてだから油の香りが素晴らしく、中のエビがやわらかくて、なかなかの味わい。わたしはシッポも丸ごと食べちゃいます。デカエビの場合はシッポが硬いけれど、小さいエビは問題なくいけます。

今日も今日とておいしくいただきました。ごちそうさまでした。

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