マルアジ(アオアジ)の焼き切り

三連敗からやっと脱することができた前回の釣り〈軽いジグが有効! 杉田臨海緑地で良型マルアジ(アオアジ)〉。振り返ってみれば、約一ヶ月ぶりの釣果でした。長かった・・・・・・。

せっかくの獲物であるアオアジことマルアジ、首を折って活き締めにしてお持ち帰り。
首を折って活き締めにされたマルアジ 

アジの仲間は活き締めにしているかどうかで、身の旨味や香り、透明度がまったく変わってしまいます。アジの類はとにかく締める、これが大事。

アオアジはマアジに比べて少々骨が硬いですね。ただし、卸しにくいというほどでもない。むしろ身がしっかりしているので卸しやすい魚だと思います。

三枚卸し、血合い骨を取り除いてサク取りの完成です。骨を抜くのはちょいと難儀するので。
マルアジを刺し身用にサク取り 

さて、いよいよ皮剥き作業というところで大問題発生。皮が剥がれない! 身に皮がガッチリとくっついているくせに皮自体は非常に薄く、わたしの包丁の技術ではどうしても皮を取ることができない。

頑張って取ろうとすると身がグズグズになりそうで・・・・・・仕方ない、皮付きのままやるしかない。

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こんな便利な道具にサクを乗せて、コンロの火で皮をよ~く炙ってやります。
マルアジのサクの皮目をコンロで炙る 

この網のような道具は名前をなんて言うんでしょう? 前に板前さんがこれを使っているのを見て、100円均一で買ったんですけど超便利です。

ちなみに、一番右側のサク、皮を剥こうと頑張った形跡があります。他に比べてだいぶ短い。

皮目を炙って刺し身にしたアオアジの焼き切りの完成です。炙ると皮、青くなるなあ~。
マルアジの焼き切り 

焼き切りに関してコツっていうコツはないですが、皮を焼いた後、冷水なんかに取らないこと。皮を炙った程度じゃ身にはほとんど火は入らないので、冷水に入れてしまうと身が水っぽくなっちゃいます。

刺し身にならない端の部分は細く切ってタタキ風に仕立てました。味噌で混ぜればなめろうになりますが、夏なので醤油のほうがおいしく感じるかなと。

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まずは切り身を生姜醤油でいただきます。こうやってみるとなかなかうまそう♪
マルアジの焼き切りを生姜醤油でいただく 

初めて食べるアオアジの焼き切り・・・・・・非常にうまいじゃないのぉ~。皮の香ばしさに身のプリプリの食感、噛むほどに旨味が感じられます。ただ、まったく脂気はなし。

イメージとしては鶏のササミ。今流行のライザップをやっているお方にはもってこいの魚ですね。ただ、ササミのようなパサつきはないし、淡白な刺し身としてのうまさがありますから、アオアジは味にもこだわったダイエットフードとして非常に優れているかも。

個人的にはせっかく青魚を食べて脂感がないのは物足りないので、今度造る時はゴマ油を刷毛で塗ってから皮を焼こうかなと。たぶんそれだけでかなり味は向上するはず。

タタキのほうは薬味に紫蘇の細切り、味付けはやっぱり生姜醤油でさっぱり食べます。
マルアジの焼き切りタタキも生姜醤油で 

紫蘇の香りが素晴らしく、これも酒の肴に最高ですな。あまり細かくしていないので食べごたえもありますし。ただちょっと食べにくいですけど。

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いやいや、アオアジはなかなかおいしいですよ。脂が乗っていないというだけで、味は濃いし、食感はいいし、皮もうまいしで、全然悪くありません。

そりゃマアジとは比べられないですけど、ポイッて捨てるような魚じゃないですね。かく言うわたしも、前に釣った時は猫ちゃんに上げちゃったわけですよ。

今、アオアジは杉田臨海緑地でよく釣れているので、狙いに行ってはいかがでしょう? 釣り味は食味以上に優れた魚ですから。


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