絶品！ ウルメイワシの刺し身
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スーパーへ買い出しに。野菜や酒など必要な物をカゴに入れ、もちろん魚売り場はマストでチェック。ま、スーパーというとマグロやカツオ、アジ、サンマなど、決まりきった物はあるけれど、ちょっと食べ飽き気味だし。
何かあるかなあと物色していると、「!!!」、とびっきりの魚がありました。ああ、久しく食べていないこの魚！ 途端に食指が動きました。
デップリと太った大きなウルメイワシが4尾も入って298円！ こりゃ安い！
しかも産地は静岡県産。産地から察するに、おそらく漁獲されてから一日しか経ていないでしょう。こりゃ鮮度が高そうだからおいしい刺し身が食べられるはず。
それにメジャーを端に置いてみましたが、泣き尺の30cm弱ぐらいありますね。刺し身にするわけですから、これぐらいデカイほうが絶対においしい。
パックから出してみると、目に血溜まりすらできていないほとんど完璧な鮮度。
どんなに新鮮でも目が血まみれになることの多い魚ですけど、こりゃお見事ですなあ。それにビカビカに輝いている青背、お刺し身にして最高においしいでしょう。買ってよかった！
刺し身の造り方は、頭と内臓を取ったら三枚に卸し、あばら骨をすいて頭側から皮を剥いだら血合い骨を切り取り、食べやすい大きさに切ればOK。
難しくはないけれど、イワシは鮮度劣化が早いから、手早さが求められます。手順を撮影している暇なんてありません。
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ウルメイワシを刺し身にしたら、予め冷蔵庫で冷やしておいた刺し身に盛って完成です。
凄い、この量！ まるで漁師の食卓みたい！ 盛り付けセンスの無さを量でカバーしてみました。プロやセンスのある方は扇型に盛り付けたりしますけどね、めんどくさい・・・・・・そんなの。
それに皮を剥いだ皮目が白く、食べる前から脂がノリノリなのがわかります。皮を剥いでいる時から手がヌルヌルのDHAまみれに。こりゃ味だけじゃなくて体にも最高！
ウルメイワシの刺し身はもちろん、おろし生姜と醤油で。パァーッと広がる脂がうんまそう！
うっ、うっ、うっ、うまい！ うまい！ やっぱり鮮度抜群、油焼けはまったくしていなかった！ 鮮度抜群のウルメイワシはなんてうまさなんだ！ この後、薬味にネギを追加しましたが、さらにうまくなりおった。イワシとネギの風味って最高に合うんですな。
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イワシの刺し身ってのは、千葉県生まれ神奈川県育ちの自分のDNAに訴える味というか、郷愁を感じる味。ああ、自分はやっぱりイワシが好きなんだなあ。
それと、血合い骨以外にも細かく骨が入っていますが、気にしてはいけない。よく噛んで食べれば問題ナッシング。それが許せない人はイワシの刺し身を食べちゃダメ！
思い返すと、最後にウルメイワシを釣ったのは5年前。まだ20代だった・・・・・・そうか5年ぶりならことのほかおいしく感じるのは当たり前だった。
ウルメイワシを始めとした青魚は体にとてもいいから、積極的に食べることをおすすめします。第一、鮮度の高い物はうまいですからね、食べないと損であります。
ウルメイワシの刺し身を食べて、脳内でミエリンが活発化してシナプスとシナプスをつないでくれている実感があります・・・・・・まったくのウソです。悪しからず。
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