釣ったクジメの煮付け
横須賀追浜・アイクル横護岸での釣り(横須賀追浜・アイクル横護岸でメバル、クジメの釣果)。う~ん、釣果はいまいちでした。
なんか偉そうにいろいろと書いていますが、肝心の釣果は呪われたかのごとくひどい・・・・・・ってのがこのブログのいいところ。いろいろと、棚に上げることだけは得意ですな。
さて、昨日の釣果はクジメだけ。メバルも釣れましたが、それはリリース。
クジメを食べるのは超久しぶり。えーと、このサイトをやるずっと前のことだから、5年ぐらい前ですかね? 確かから揚げにしましたが、磯臭かったことを覚えています。今回は煮付けにして食ってみましょう。
まずはウロコ取り。細かいウロコがびっちりと生えていて意外に難儀します。
ただいくら難儀するといっても所詮は小魚。ウロコ掻きでガシガシやってしまうと魚体を傷つけてしまいかねません。ステーキナイフと包丁で、優しく丁寧に取ってやりました。
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内臓とエラを取ったところ。身はかなりやわらかいですね、それにやっぱり磯臭い。
ネットで検索したら、クジメは内臓がうまい・・・・・・みたいな記述も発見しましたが、とてもおいしいとは思えない感じです。デロンとしていて磯臭くって。あえて食べる必要はないでしょう。
飾り包丁を入れたらたっぷりと塩をまぶしてやります。ヒレはとくに念入りに。
この塩振りは下味というよりも汚れやヌメリを取るためのもの。なので2~3分置くだけでOK。あんまり時間を置いてしまうとしょっぱくなってしまうのでご注意を。
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振り塩したらたっぷりのお酢であらってやります。これが肝心。
酢洗いしてやるとあ~ら不思議! 磯臭かったクジメくんからニオイが消え去ります。酢は味付けに使うものではないので、スーパーで売っている安い穀物酢で十分。これで下処理の完成です。
煮付けはフライパンで。煮汁は醤油+日本酒+砂糖+みりん+水です。
煮汁を軽くひと煮立ちさせてから魚と臭い消しの生姜を入れます。煮汁は必ずしもひと煮立ちする必要はないですが、火を入れたほうが味の具合いを見ることができるので簡単です。
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フライパンにちょうど合う落とし蓋がなかったので、代わりにお皿を乗せて一気に煮ます。
煮魚を作る際の最大のコツはこの火加減。強火で一気に煮上げることが極めて重要です。強火ゆえに泡立ち、吹きこぼれそうになりますが気にしない気にしない。少しアクが出ますので、それだけ取ってやります。
煮汁があらかたなくなったらクジメの煮付けの完成です。仕上げにネギをパラリ。
活き締めにしてあるので、ちょっと頭が取れちゃいましたね。とはいえ、からりと上手に炊けていてなかなかうまそうです。
期待を込めてバクッとひと口・・・・・・うまい! 磯臭さはまったくなく、身はトロリとやわらかいのに旨味も乗っていて、クジメくん、うまいっす! 煮付けにして最適の魚ですね。
先週はメバルの煮付けを食べましたが、メバルのほうが断然磯臭かった。身の味はメバルのほうが旨味が濃いですけどね。ただ、クジメのほうが万人向きの味わいだと思います。
ヒレの周りの身も極力掻き取って完食しました。
クジメはうまかったですが、ただひとつ、小骨がけっこう硬いのでよく噛まないと引っかかるかも。
いやいや、食べる前はちょっと気が引けていましたが、クジメくんはなかなかの魚ですね。さすがアイナメ科の魚です。
下処理の手間を考えるとあえて持ち帰る必要はないかもしれませんが、クジメ以外に釣れないのなら持ち帰っても十分食べがいのある魚だと思います。
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