釣りカワハギのから揚げとアラ煮
いやぁ~、とんでもない雨風でしたねえ、皆さんは大丈夫でしたでしょうか? 今年は本当に雨風がひどくて、釣行予定が立たない人も多いんじゃないでしょうか。
わたしは運良く爆弾低気圧の前日に釣り行けたので、カワハギをこの通り。
小さいカワハギですが、とても味がいいのでかわいそうとは思いつつ、持ち帰りました。前回のカワハギはチリ鍋にしたので、今回はカワハギといえばの料理・から揚げを作ろうと思います。
小さいカワハギを捌くなら、包丁よりもキッチンバサミが便利。ヒレと口ばし、上下の棘を全部落とし、頭の後ろに切り込みを入れてから、皮を剥ぎます。カワハギだけに。
頭を引き剥がし、内臓と臭い肉を除去、頭を真っ二つにしてエラなどを取ってキレイにしたら完成。
キッチンバサミを使えば小さいカワハギ11尾も、ものの20分でこの通り。これを包丁でやるとなると、非常に時間が掛かってしまいます。
ちなみにカワハギの目玉を外しているのは、外したほうがなんとなくフグっぽく見えるから。どうせ食べないですし、食べないなら目玉は見た目がよくないですしね。
PR:楽天での買い物が便利にお得に! 大量ポイント進呈、年会費永年無料の楽天カード!
さて、から揚げは袋の中で下味に塩コショー、小麦粉、そしてから揚げ粉をまぶします。
袋が便利かなと思いましたが、意外にそうでもなかったです。ボールのほうが個人的にはやりやすいかなと思います。袋の中で粉をまぶすと、ムラができてしまうし。
ま、それはいいですが、粉をまぶしたら低温の油からカリッと揚げます。天ぷらやフライは高温から揚げますが、から揚げの場合は低温の油からでノー問題です。
こちらができあがったカワハギのから揚げです。菱型の形が、驚くほど長方形になりました。
まるでチキンナゲットみたいだなあと思っていたら、食感もまるでチキンナゲット! チキンナゲットというと安っぽく感じますが、特別上等で激ウマなナゲット感。こりゃうまいです。
カワハギのから揚げは何度も食べていますが、今まで食べた中でも一番おいしくできました。多分、釣ったその日に作ったからでしょうからね。粉の付き具合も、ちょうどナゲット感が出たんでしょう。
PR:世界最大級のクーポンサイト【GROUPON(グルーポン)】のお得情報をチェック!
頭とカマの部分は、アラ煮にしました。味噌汁や鍋のダシにはしましたが、アラ煮は初。
これは酒の肴に最高ですねえ~。手で摘んでチュルンって感じで、肉をこそげて食べますが、体の肉と違って、ツルンとシコンとした独特の食感と濃い旨味が楽しめます。
いや、これは気に入りました。カワハギの顔とカマが、こんなにもアラ煮とよく合うなんて。ちなみに、調味料は醤油とみりん、料理酒、砂糖です。風味付けに生姜をひとかけ。
食べ終わったら、この汁は絶対に捨ててはダメ。冷蔵庫に入れておけば煮凝りになるので、ご飯に乗せて食べてください。コラーゲンの塊ですから。
食べ終わりの骨はこれだけ。小さいカワハギ11尾程度、全然量は少ないんです。
量は少ないですが大切な11尾の命、おいしくいただきました。このクセのない味わい、たまんなくおいしいです。やっぱりこの時期はカワハギですよ、堤防釣りは。
10月の中旬までは十分楽しめると思うので、まだまだカワハギ三昧で釣りをしたいと思います。
Maioka FC 管理人ブログ 魚食関連記事
神経締めメジナの刺し身と焼き切り
釣りカワハギのチリ鍋
今がうまい、絶品サンマの塩焼き
秋鮭のムニエルとカレームニエル
カタクチイワシの刺し身とつみれ汁
ホンビノスガイの蒸し焼き
スルメイカの刺し身と肝アヒージョ
モウカザメ(ネズミザメ)のムニエル
クラカケトラギスのから揚げ
Trackback -