東戸塚の中華料理店唐菜（タンツァイ）の海鮮つゆそば

Posted on 2015.08.17

冷房の効いた部屋で食べる中華はうまいっす。中華街に北京ダックを食べに行ったせいで火が付いたのか、なんだかもう一回うまい中華が食べたい、しかも今度は海鮮系。

ってことで、隣町の東戸塚のデパートにある中華料理店唐菜（タンツァイ）に行ってきました。ここはつゆそばがなんたってうまいっす。

注文したのはもちろん海鮮つゆそばです。値段は1,280円、ラーメンのちょうど倍ぐらいです。
唐菜の海鮮つゆそば

海老、帆立、烏賊、キクラゲ、野菜と豪華な具が入っていますから、決して高いというわけではありません。それに具の火の通し方が素人でもわかるほどに完璧。

帆立はレアな仕上がりだから旨味を逃さず食感よく、海老はしっこり、烏賊はねっとりとなまめかしく、野菜はしゃっきり、そして全体をまとめるとろみ加減が最高、だから完璧。

そして何より、スープが激うまい。あっさりだけれどコクがあって、油の香りが効いています。印象としては、旨味が効いているのに効き過ぎていない淡麗な味わい。

ラーメン屋にはあまりない中華そばならではのうまいスープだと思います。ダシの取り方が違うのか、ダシに使っている素材が違うのか、とにかくうまい。ラーメンの倍近い値段だけのことはあります。

麺は普通の中細麺。若干、縮れていますね。スープがよく絡んでくれます。
唐菜の海鮮つゆそばの麺は中細麺

具もスープもおいしいのだけれど、この麺がちょいと印象薄で残念。しゃっきりと茹でられていておいしいのだけれど、もう少し存在感のある麺であってほしいというか、スープと具の引き立て役になっちゃっているんですよね。

この辺がラーメンと中華そばの違いというか、ラーメンは麺にまでこだわり十分ですから。いや、おいしいんですけどね、この麺も。これが小麦香るストレート麺だったら・・・・・・もっとうまいし、印象も強かった。

チャーハン、1,080円も注文。とろみの付いたスープ付きですね。
唐菜のチャーハン

具はチャーシューに枝豆と超シンプルなチャーハンですけど、うまいですねえ～。パラリとしているのに、パサ付いておらずしっとりと。さすがにプロの技です。

味付けは塩が効きすぎず、かといって甘いわけではなくしっかりと塩味が効いていて、絶妙な塩梅でこれまたプロの技。中華そばとの相性は最高です。

一年ぶりの唐菜でしたが、実にうまかった。点心なんかも食べましたが、どれも味が実にいいですね。冷やし中華なんかもあるみたいだから、もしもう一回行ければぜひ食べたいのだけれど。

ごちそうさまでした。

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