ナメタガレイ（ババガレイ）の煮付けと生メカジキの油焼き
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最近はすっかり寒くなってきましたねぇ～。寒い季節の魚料理といえば鍋でしょうか。マダラやシャケなど、あとは魚屋に行けば安いハタなどもあって鍋の具には困りません。
そして鍋もいいけれど、冬は煮魚もおすすめ。夏場は台所が熱くなってじっくりと魚を煮ていられませんからね、やっぱり煮魚も冬の味。
煮付け魚としてはキンメダイ以上かもしれない実力のナメタガレイ（ババガレイ）を煮ました。
手ブレがひどくてすみません
二切れ入って500円とバカ安だったので迷わず購入。魚は安いほうがうまい、常識です。
下処理は、中骨のところの血合いを歯ブラシで掻き取っただけ。ナメタガレイは臭みがほとんどないので、下手にいじらないほうがいい気がします。
味付けは魚がヒタヒタになるぐらいの量の水、酒、みりん、醤油、砂糖。付け合せはネギだけで、風味付けに生姜を少々。煮魚のコツは、とにかく強火で一気に炊き上げること。ツユにトロミが出たら完成です。
味はもちろん100点満点。皮の脂に身のうまみ、ナメタガレイ特有のネットリとした食感、これはもう最高です。それにナメタガレイはヒレがうまい（ヒレの皮、骨は食べません）。ヒレって普通臭みがあったりしますが、ヒレまでおいしいのはナメタガレイぐらいかなと。
そして、ナメタガレイといえばこれ、卵です。これがあるからナメタガレイは特別なんです。
この卵は、他のどんな魚の卵よりもうまいと言い張れる旨味の塊。仮にこれを除いてしまったら、ナメタガレイの価値は半減してしまうでしょう。
個人的にはナメタガレイの煮付けはキンメダイにも優る・・・・・・かなと思いますが、まあ、でも、金目を食べれば食べたで金目が一番と思っちゃいますが。
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この日は生メカジキのフィレも安く、ニンニクを効かせて焼きました。
味付けはバター醤油、これもまあ、うまい！ メカジキは焼いてもパサつきにくいから、サッとフライパンで焼いてやると旨味の塊に大変身。
メカジキは冷凍することで脂が全身に回るんですかね？ 生メカジキは比較的さっぱりしているから、油焼きがよく合うし、バターなど油分を含んだソースをツラ～ッとかけてやるとうまさが引き立つと思います。
いやいや、ナメタガレイにメカジキにと魚を大いに楽しみました。やっぱり魚は自宅で料理して食べるに限ります。なにより、魚料理は楽しくうまい！
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