誤釣生活 バス釣りは、おもつらい

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誤釣生活 バス釣りは、おもつらい 

おそらく日本で一番有名なコピーライターである糸井重里氏による一冊。

この本を書き始めた時点でバス釣り歴わずか半年というキャリアのため、バス釣りの指南書というよりも、糸井氏は、間違いも含めてそのときそのときの釣りに対する自分の考えを書く、というコンセプトでまとめたそうです。

だからなのか、糸井氏のファンでなければ別にどうってことのない内容で、う~ん、面白い本だとはお世辞にも感じなかったです。

ただ、バス釣り業界のレジェンドであるゲーリー・ヤマモト氏に激怒された話や、糸井氏が飼育しているブラックバスの摂餌行動に関する記述は、釣り好きなら少なからず興味を持って読めるかと思います。

そして最後に気になった部分を紹介。

「私や、私の友人を『バスフッシング業界の広告塔』とか、『バスフィッシングブームの仕掛け人』とか、悪徳宗教の関係者のように名指して批判している記事も見かけたが、それだけのことを平然と書くからには、責任はとれるのでしょうな」

とバスフィッシングブームの仕掛け人と呼ばれることに強い嫌悪感を持っていたようです。

この本のほかにバス釣りのファミコンソフトをプロデュースもしてましたから、仕掛け人としての自覚があるんだと思っていたのですが・・・・・・でもやっぱり、キャリア半年たらずで本を書いたりファミコンソフトを作ったりしたら、それは仕掛け人と言われても仕方ないのでは?と思ってしまいます。

悪いことをしているわけではないのですから、堂々と“バスフィッシングブーム仕掛け人宣言”してもよかったのではないかと思ったのが、この本を読んだ最大の感想でした。


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仕事ができるようになりたければ釣りをしろ

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釣り書籍専門出版社・つり人社が「フツーのビジネス書に満足できなくなった貴方へ」というコンセプトで出版した一冊。オダ マルソウダから借りました。

ビジネスにおける出来事や考え方をすべて釣りに置き換えて説明しているので、釣り人にとってわかりやすいようなわかりにくいような、結局何を言っているのか、やっぱりわかったようなわからないような、そんな感じの一冊です。

ただし嫁に許可を貰って釣りに行く、週末アングラーの悲哀を面白おかしく表現されているので、おもわずプッと吹き出してしまいます。

単純なビジネス書というわけではなく、「男の肴道場」として釣った魚の調理法も付録として収録されています。

通勤中の気軽な読み物としては最適だと思います。

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980円の竿で始める魚釣り!

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980円の竿で始める魚釣り! 

これまた図書館で借りた一冊です。著者は元サンケイスポーツ釣り欄デスクを務めた野口哲雄氏。

「フナやハゼ、タナゴ、手長エビといった身近な魚を相手にするのなら、釣り具店で売っている1000円以下の竿でも充分に楽しめる」

という想いで本のタイトルを『980円の竿で始める魚釣り!』としたそうですが、内容はといえば、著者がおそらく何万円もかけて職人に製作させた和竿でのフナ釣りをメインに紹介するエッセイです。

読み進めるにつれて気が付くのは、著者は道具に対するこだわりが半端でなく強く、例えば、船釣りでアナゴを狙う際もリール竿は使用せず、手バネ竿という昔ながらの江戸前釣法に固執し、980円のコンパクトロッドで楽しむ釣りを紹介してはくれません。

しかも終盤には、980円のコンパクトロッドでは到底不可能な、オーストラリアとニュージーランドにおける大物釣りを紹介してしまうという大いなる矛盾を露呈してしまうのですが、こうなってくると私的には、著者よりもこの本の担当編集者に疑問を持ってしまいます。

驚くほどタイトルと内容がかけ離れてしまってはいますが、釣り好きおじさんのほのぼのエッセイとして読む分には非常に楽しめ、ハゼ釣りや手長エビ釣り、フナ釣りのポイントマップもあるので、釣りの参考書としても役に立つかと思います。

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