一緒に語ろう! ~あるテーマを語り尽くす座談会~

第1回 好きすぎてサバ缶 ~サバ缶に贈るラブレター~

  • 司会:友人ONO
  • 論客:佐藤 オキアミ、オダ マルソウダ
  • 収録:2013年1月某日 神奈川県川崎・登利亭にて

さば水煮月花

これが今回のテーマとなったサバ缶。スーパーマーケットやコンビニエンスストア、酒屋などで簡単に手に入る。 フタを開けると内臓を抜いた身の輪切りが入っていて、水煮は塩だけで味付けされている。
飲み助を中心に支持されており、おつまみといえばサバ缶とこたえる輩は意外なほど多い。 また、サバ缶というと大したことないと思われがちであるが、これに匹敵する魚料理はそうそう見当たらないほどで、 個人経営の一杯飲み屋などでは、サバ缶がそのままメニューになっていることもある。当然、人気は高い。
マルハニチロ、ニッスイ、いなば食品など、日本を代表する缶詰メーカーから発売されており、各社ともサバ缶は主力商品という位置づけになっている。

――「一緒に語ろう」第1回目のテーマはサバ缶です。
佐藤 ええ!? しょっぱなから釣りをテーマから外しちゃうの?
――フリーダムな企画ですから問題ないかと。
佐藤 いやあ、問題あるかないかは僕が決めるんだけどさ。
――とにかく! 今回はサバ缶がテーマです。お二人ともよく食べると言っていましたが。
佐藤 よく食べるってほどでもないんですけど、コンビニなんかでお酒を買うと、僕の場合、サバ缶とカップワンタンぐらいしかつまみがないんですよね。
オダ わかる! 30を超えると、コンビニって意外とグッとくるおつまみがないのよ。乾き物だと寂しいから、ついついサバ缶を買っちゃうの。しかも水煮のやつね!
佐藤 そう、あらかじめ味が付いているよりも、水煮に醤油をぶっかけて食べたほうがおいしいんだよね。味噌煮はどこか不自然な味がして、あまりおいしくないんだ。
オダ ちょっと甘いしね。オレも水煮に醤油をかけて食べるのが好きだな。
――サバ缶で、特に好きなメーカーはありますか?
佐藤 コンビニでしか見かけないんだけど、マルハの月花かなあ。
オダ オレは銀色の缶のやつなんだけど・・・・・・。
佐藤 ああ、最近売ってるね! あれもおいしいよね。
オダ 脂が乗っていてスゲエうまいよ。オレはね、中骨がメチャクチャ好きでね。
佐藤 あれはサバ缶における大トロだから(極上という意味)。あれを残す人ってちょっと信じられない。
オダ せっかくさ、缶詰工場の方が中骨まで柔らかく煮てくれているのに、あそこを食べないって意味がわかんないよ。
佐藤 僕はあの中骨のところを中心にして三枚におろすの。それで身の両側を食べた後に、中骨だけを食べる。サクサクでさっぱりしてて、ついお酒が進んじゃうんだわ。
オダ サケだと中骨だけの缶詰があるじゃない? サバも出すべきだとメーカーに訴えたいよね。
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――お二人ともサバ缶は酒のあてですか?
佐藤 僕はそうですね。
オダ オレはね、酒のあてにもするけど、ご飯の友でもあるのよ。サバをご飯に乗っけて醤油を垂らす。ネギをパッパッとかけたら、もうほかにおかずなんていらないよ。
佐藤 ええ!? サバ缶ってご飯に合うの?
オダ バッカ! 合うなんてもんじゃないよ。シーチキンマヨネーズってあるじゃない? あれだってサバ缶をマヨネーズであえたほうが絶対うまいんだから。
佐藤 へー、やったことないなあ。でもさ、そんなにうまいならなんでサバマヨネーズってないんだろうね?
オダ 名前じゃない? サバマヨって野郎ウケはいいだろうけど、OLとかは買わなそうだよね。シーチキンのほうが女子ウケがいいような気がする。
佐藤 それは間違いないよね。サバとシーチキンじゃあ、女子は絶対シーチキンだよ。サバっていうとお父さん感というか、男の食い物って感じがするもん。
オダ そうだよ絶対。女子って横文字好きじゃん。バーニャカウダとかもまず女子から火が付いたと記憶しているよ。
佐藤 ダハハハ! そうだね。男は横文字よりも、“産地直送”とか“漁港直仕入”みたいに漢字が並んでたほうが食いついちゃうもんね。
――確かに男はそうですね、漢字ですね。
オダ 絶対そうだよ。オレさ、思うんだけど、最近のコンビニってロールケーキとかデザート系に力を入れているじゃない?
佐藤 オダさん、デザート系じゃなくてスイーツって言うんですよ。
オダ いいんだよ、そんな細かいことは。それでさ、コンビニって常にそういうナウでヤングな商品が並んでいるのに、サバ缶は淘汰されずにおつまみコーナーに絶対あるんだよね。
佐藤 ナウでヤングって・・・・・・。でも確かにどこもサバ缶とカップワンタンは絶対にある。後はハイリキも。
オダ そうそう、ハイリキハイリキもマストだね。だからさ、コンビニはあれだけ婦人層を狙った店作りをしているのに、それでもサバ缶やハイリキが無くならないってことは、相当数を男が買い支えているって証拠だよね。コンビニから無くならないでほしいがためにさ。
佐藤 ヘタしたらサバ缶とハイリキでロールケーキと同じくらい?
オダ ありえなくもないよね。だってさ、友達の家に遊びに行くのにコンビニでエロ本買って、酒買って、つまみにサバ缶を買うじゃない? エロ本を買うのにロールケーキを一緒に買う男は絶対にいない。だってエロ本と甘い物って真逆だから恥ずかしいよ。
佐藤 ガッハッハッ!
――それはオダさんの妄想ですよ(笑)。盛り上がったところで本日はこのへんでお開きに。
佐藤 ええー! 本当に今回はサバ缶でいっちゃうんだ!?

一緒に語ろう!

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第28回 釣った小魚の利用法

第27回 釣れるハリと釣れないハリについて

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第22回 東京湾産の魚介類は安全か?

第21回 釣り禁止場所に入る釣り人について

第20回 地磯釣行について

第19回 回遊魚釣りの楽しみ方について

第18回 どうしちゃったのさ牛丼チェーン

第17回 夏場の釣りについて

第16回 根魚は消えてしまったのか!?

第15回 釣りを再開するために

第14回 オキアミについて

第13回 ブラックバスについて

第12回 雨の日の釣りについて

第11回 電車釣行について

第10回 故・大塚貴汪氏について

第9回 PEラインについて

第8回 夜釣りについて

第7回 ウナギについて

第6回 アジ、サバ、イワシについて

第5回 東京湾について

第4回 初競りマグロについて

第3回 上州屋について

第2回 釣行後の食事について

第1回 好きすぎてサバ缶

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