暖かくなると遊びに出かけたくなるもの。ただ今年は花粉がいつまでも引かず、粘膜がやられっぱなしで辛すぎです。「いい加減にしろ、杉!」と、憤ってみせたりして。
2016年4月9日、横浜磯子・杉田臨海緑地でクラブ釣行をしてきました。
Maioka FC 正会員のオダ マルソウダとともに、産卵のために堤防際に寄ってきているはずのイカたちを、エギングやスッテのズル引きで狙います。
今年はエギングを課題としているので、この季節にイカを狙わない手はありません。この日のために、
「イカは俺の前でスミを吐かない、吐くのは弱音だけだ!」
でおなじみの杉原正浩さんの動画でイメトレを重ねてきました。
さっそく餌木をキャスト。着底後、リズミカルにシャクってはフォールを繰り返してイカを狙います。んが、一時間ほど探ってもまったくのノーリアクションなので、飽きてジグやバイブレーション、ノベ竿に浮気。
しかし、浮気してもまったく魚が釣れる気配がないので、再びエギングにチェンジ。餌木をボトムまで落とし、シャクリからフォールのタイミングで「コツン」とした感触。
海底の大きな石か何かに餌木のシンカーがぶつかったかな?と、ちょっと違和感がありましたが、もう一度シャクってからフォール。すると二度目の、
コツン!
二度の偶然はなし、これは魚信だと確信して合わせるとズニュンと乗った感触! 基本重たいだけですが、時折グインと引っ張るいかにもイカっぽい引き。
そして上がってきたのはスミイカことコウイカ! やった、これは嬉しい!
正直、釣れるとは思っていなかったのでこれは嬉しすぎ、歓喜! しかも釣れてもシリヤケイカと思っていたものだから、コウイカとは・・・・・・感無量です!
サイズはかなりよく、1kgは余裕である良型でした。この目付き、いいですねえ~。江戸前のイカといえば昔からコウイカですから、やっぱりいるんですなあ。
しかしまあ、これだけよいサイズのコウイカなのにアタリはナノクラスですよ、本当に。この日の朝は風がほとんどなかったのでアタリが取れましたが、風が少しでも吹いてしまうとアタリはほとんど取れないかも。
その後は追釣することはできませんでしたが、なんと4ハイのコウイカが仲良く猛烈なスピードで堤防際を泳ぎまわっている姿を発見。これからもたぶん釣れると思います。
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ヒット餌木は、2000年代にリリースされていたシマノの「アオリズム」。
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年代物ですが、十分に釣りになりました。スペックはサイズ3.0号、重さ16g、体長117mm、カラーはオレンジ金テープといったところ。
プラスシンカーができないなど、やはり時代を感じずにはいられない餌木ではありますが、ヘッドのフォルムが小さいのでシャクリの抵抗が小さいので使いやすいと思います。風の無い日の浅場狙いに最適。
コウイカを釣った竿はタカミヤのエギングロッド「EGING-GR 832M」。
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バットパワーが強いので大物とヤリトリしやすく、過去には10kgを超えるアカエイをこれで掛けましたが、グイグイと寄せることができました。かなりシャキッとしたハリがあるので、エギングはもちろんライトショアジギングなど、シャクル系の釣りに多用しています、わたしの場合は。
価格は1万4,800円で、同価格帯のメジャー釣り具メーカーのエギングロッドよりも、明らかに性能は良いと思います。メーカーにこだわりがない人にはとても良い一本ではないでしょうか。
まだまだ、エギングを追求していこうと思います。でもまあ、とりあえず、今年課題としていたエギングで釣果を出せてホッとしました。
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