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2014年09月
男のパスタはスパゲッティーミートソース
- 2014.09.09
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男だってパスタを喰うもの。イタリアンなどと謳うレストランにはサイゼリヤとカプリチョーザぐらいにしか行ったことがないけれど、まあ、たまにはパスタを作ってみようかなという気にもなるんだな。
というよりも、けっこう好きなのであるパスタが。とはいえカルボナーラなどというクリーミーな軟弱なパスタは口に合わないから、やっぱり昔ながらの日本のパスタ、ナポリタンかミートソースを作ろう。
ちゃちゃっと作ったスパゲッティーミートソースがコチラ。パスタの量は当然山盛り。
仕上げにカルピスバター。もちろんタバスコと粉チーズもかけるけれど、スパゲッティーミートソースにはバターがよく合う。しかもカルピスバター、バターにだけはこだわっているんだな、フッフッフッ。
作り方はけっこう簡単。合い挽き肉と、野菜はタマネギとニンニクを中心にそこいらにあるもの切り刻んでよく炒めたら、トマト缶で煮込むだけ。
味付けはコンソメと塩コショー、隠し味に適当な香辛料と月桂樹を一枚。
スパゲッティーが茹だったら少量のミートソースを絡めて、上からどっさりと乗せれば完成。
トマトの酸味が好きだからわたしはケチャップを入れないけれど、ソースを絡める際に少量入れてもそれはそれ、うまいのだ。
男らしい味に仕上がって大満足。我ながらなかなか。
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卵とじは難しいから熱い! 男の他人丼
- 2014.09.04
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男の自宅飯に丼飯は欠かせないけれど、カツ丼、親子丼、他人丼といった卵とじ系統の丼は作るのが非常に難しい。
味はともかく、見た目を美しく仕上げるのが至難の業なのだ。卵をフワリとトロリと煮上げたうえに、白飯の上に乗っける作業も簡単ではないんだなあ。
今回は豚肉の卵とじの丼・他人丼。開化丼ともいいますな。
卵はフワトロで、味は当然、見た目もなかなか上出来に仕上がった。ただちょっと、早くから鍋をゆすってしまったのが敗因。鍋を揺すらず我慢できたら、もっと見た目よく仕上がったかも。
しかしながら、鉄のフライパンで作っているもんだから、途中で揺すってやらないと下にくっついてしまうんですな。そのギリギリの点を見極める作業に情熱を感じてしまう。
卵とじ系の丼はパッと作れる割には奥があまりに深いから、フッフッフッ、作っていて非常に楽しいのだ。
うまくいけばこの通り、自宅でこれだけの出来の他人丼が食べられれば十分。
上手に仕上がると、以外なほど丼つゆがご飯に染み込まず、ちょうどいい感じで汁が染みわたってくれるもの。その分、卵の味は割り下でしっかり。
それに他人丼は、親子丼と比べて作るのが簡単で、豚肉の脂が行き渡るから鉄鍋に卵がくっつきにくくて、自分のような下手くそでも比較的上手にできる。
一応自分の作り方は、割り下でタマネギと豚バラ肉を煮て卵でとじるだけ。あまりタマネギが多いとネギ臭くなるから、薄切りを鍋にまんべんなく引く程度で十分。
まだまだ、究極の出来を目指して、これからも卵とじ系丼を研究していく所存であります。
青魚をバリバリ喰う幸せ 鰯の丸干し
- 2014.09.03
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そろそろ新秋刀魚が出回る季節。2014年、今年は秋刀魚が不漁なようで、スーパーなどで売っていてもまだまだお高いですな。
しかし、いつも値段が安定した優等生が鰯の丸干し。
鰯の丸干しも、秋刀魚同様に内臓のほろ苦さおいしく、そのうえ中骨以外はバリバリと喰えてしまう最高の魚なのだ。
魚好きにとっては鰯の青魚臭さなどなんでもないのだが、以前に魚が苦手な友人の前でバリバリと喰っていたら、そんなに臭いものをよく食べられるなと呆れられた経験がある。
この青魚臭さがビールにもお酒にも、焼酎にも合うんじゃないかと力説したけれど、理解してもらえなかった。さらには鰯の丸干しは割り勘から外すと通告されてしまった。何もそこまでしなくてもと・・・・・・。
そんなハラワタのように苦い過去があるけれど、自宅でバリバリと喰らうぶんには誰からも文句は出ない。鰯の頭からかぶりつき、内臓の苦味を堪能しつつ、身のうまさを噛みしめる。そこに焼酎のソーダ割りを流し込むとたまらないのだ。
しかし、食べ終わって気がついた。鰯の丸干しを肴に飲んだ酒のグラスがまあ青魚臭いこと。そして焼き網も。
友人が言っていたのはこれかと合点がいく。苦手な人間にとっては、このニオイを撒き散らされてはたまったものではないのだろう。
グラスを交換しつつ、もう少し友人のことも慮ってやればよかったと少しだけ後悔をしてみたりしたのである。
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