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2014年12月

ダシを効かせた豚丼に、卵とキムチの素

三十を超えて、食い気はまだまだ落ちないけれどこってりとした物はたくさん食べられなくなりつつある。それがなんとも悔しいのだけれど、やっぱり歳を感じずにはいられない。

ってことで、いいダシでさっぱりと煮て作った豚丼。
ダシを効かせた豚丼

ダシは昆布とカツオでしっかりと取って、具は豚のしゃぶしゃぶ肉と玉ねぎだけ。味付けは酒と塩、薄口醤油とえらくシンプル。

シンプルに作ったとはいえ、う~ん絶品! やっぱり料理の基本はダシですな。ダシがしっかりしていれば味付けが薄くても十分おいしくいただけちゃうのだ。

少し食べたところで、衝動に駆られてやっぱり卵を入れてしまった。
ダシを効かせた豚丼に卵を追加

つゆだくだったから卵を入れても薄くはならないだろうけれど、やっぱりもうちょっと濃くして食べたくなってしまうもの。醤油を加えようかなと思ったけれど、あ、そういえばあいつがあった!

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最近のお気に入り、桃屋の「キムチの素」。
桃屋の「キムチの素」 

この調味料がまあおいしい。大根に絡ませて食べるとあっという間においしいカクテキになるし、肉と絡めて食べるのも最高。キムチの素はかなり高レベルの調味料なのだ。

豚丼は薄味に作ってあるから、キムチの素をドバドバドバッとたっぷりと。
ダシを効かせた豚丼にキムチの素をたっぷりかける

う~ん、こりゃまたすっごくうまい! これは絶品! 牛丼屋のキムチ牛丼よりもずっとおいしい。まあ、当たり前。ダシも素材もずっと豪華だから、うまくならないわけがないのだ。

やっぱり飯は作るに限る。外で食べる飯もおいしいけれど、自宅が一番っていうのが何より幸せ。おいしいご飯をのんびりと、酒を飲みつつテレビを見ながらいただけるのが最高なのだ。


忙しさの中で作った麻婆豆腐丼

朝や夜は気温がひと桁になり、熱くて辛い食べ物がことのほかおいしく感じる季節に。キムチ鍋や辛ラーメンはもちろんだけど、やっぱり本命はあんかけのあいつ。

麻婆豆腐をご飯にぶっかけただけの麻婆豆腐丼。
自家製・麻婆豆腐丼

生活の激変の中でも、料理だけは作る時間を確保。なぜだか、料理を作っている時だけが癒されるんだなあ。

味付けの肝は豆板醤・・・・・・いやいや、テンメンジャン。クドさのある味がアクセントとなって、辛めに作った麻婆豆腐の味がピシッと締まるのだ。

それにやっぱり欠かせないのは四川山椒。多めに振りかけることでビリリと痺れる大人の辛さに、萎んでいた毛穴から一気に汗が噴き出してくれる。

いろいろ辛いものはあるけれど、麻婆豆腐はやっぱりうまい。丼を食べつつビールもいけるのがまたいいんだなあ。


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