卵とじは難しいから熱い! 男の他人丼
- 2014.09.04
- 飯物
男の自宅飯に丼飯は欠かせないけれど、カツ丼、親子丼、他人丼といった卵とじ系統の丼は作るのが非常に難しい。
味はともかく、見た目を美しく仕上げるのが至難の業なのだ。卵をフワリとトロリと煮上げたうえに、白飯の上に乗っける作業も簡単ではないんだなあ。
今回は豚肉の卵とじの丼・他人丼。開化丼ともいいますな。
卵はフワトロで、味は当然、見た目もなかなか上出来に仕上がった。ただちょっと、早くから鍋をゆすってしまったのが敗因。鍋を揺すらず我慢できたら、もっと見た目よく仕上がったかも。
しかしながら、鉄のフライパンで作っているもんだから、途中で揺すってやらないと下にくっついてしまうんですな。そのギリギリの点を見極める作業に情熱を感じてしまう。
卵とじ系の丼はパッと作れる割には奥があまりに深いから、フッフッフッ、作っていて非常に楽しいのだ。
うまくいけばこの通り、自宅でこれだけの出来の他人丼が食べられれば十分。
上手に仕上がると、以外なほど丼つゆがご飯に染み込まず、ちょうどいい感じで汁が染みわたってくれるもの。その分、卵の味は割り下でしっかり。
それに他人丼は、親子丼と比べて作るのが簡単で、豚肉の脂が行き渡るから鉄鍋に卵がくっつきにくくて、自分のような下手くそでも比較的上手にできる。
一応自分の作り方は、割り下でタマネギと豚バラ肉を煮て卵でとじるだけ。あまりタマネギが多いとネギ臭くなるから、薄切りを鍋にまんべんなく引く程度で十分。
まだまだ、究極の出来を目指して、これからも卵とじ系丼を研究していく所存であります。
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