自家製ルウで作ったオムカレー
- 2015.06.25
- 飯物
最近、週に一回のカレー作りが楽しみでしょうがない。一度に二人前程度の量しか作らないから大して手間もお金も掛からず、いいストレス解消になるのだ。
自分が作るカレーはとろみを付けた日本式カレー、もしくは欧風カレーと呼ばれるもの。インドもタイも食べたけど、やっぱり日本の米に合うカレーが一番好きなんですよ、あたしゃ。
日本式カレーの特徴はルウでとろみを付けること。一番簡単なのは、スーパーなんかで売っている市販のカレールウを使えば、30分もあればおいしいカレーができてしまう。
さて、最近気が付いたのは市販のカレールウはうますぎるということ。
適当に切った野菜と肉を水で煮て、このルウを溶かせばうまくなるようにできているから、旨味も塩味もしっかりと付けられていて非常に味が濃い。
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それだけ完成されているといえ、これ自体は日本の食文化が生んだ素晴らしい食品なのだけれど、逆にいえば、市販のカレールウだけでカレーを作ってしまうと、付け入る隙がないというか、市販カレールウ以上の味を出すことができないのだ。
だから、隠し味なんか入れてもルウの濃い味に圧倒されてしまい、味を足す意味がない。じゃあ、と大量に隠し味を入れると今度は隠れなくなって味が濃くなりすぎてしまう。
しかし、せっかくおいしいのだから市販カレールウもぜひ使いたい・・・・・・ということで、カレーのとろみの半分を自家製ルウにしてみることに。少量ルウを作るぐらい、大した手間じゃないっす。
市販+自家製を50%50%でカレーソースを作ると、驚いたことにメチャクチャうまい! 今までの濃すぎた味が解消され、小麦粉とカレー粉をよく炒めた素晴らしく香ばしい薫り。うまい洋食店で食べる、あのカレーの味になってくれた。
カレーソースを薄めに作っておけば、後からいろいろな味を足せるし、それこそ隠し味をよく効かすことができる。一段レベルアップしたのだ。
そのカレーソースを元にして作ったオムカレー。
オムライスに掛けるカレーだから、隠し味はウスターソース。我ながら素晴らしい出来。ちなみに、カレーソースには肉類は一切入れずに、顆粒コンソメだけをひとつまみ。それに塩とカレー粉を少々で仕上げ。
オムカレーはあくまで主役はオムライス。カレーは控え目にしたほうが全体のバランスがいいと思う。
オムカレーの中はケチャップライス。具は玉ねぎ、エリンギ、ソーセージ。
卵は昔ながらの包むタイプ。卵と牛乳を混ぜて、バターで焼いた優しい味。トロトロのタンポポ系は最高なんですけど、なんだかんだ包む昔ながらのオムライスもいい味してるんだなあ。
いや、実にうまい。自分で言うのもなんだけれど。これから完成度を上げていったら、恥ずかしながらレシピを公開しようかなと。
カレー作り、おもしろいなあ。釣りとおんなじくらいハマってしまっている。
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