Maioka FC
要するに“舞岡フィッシングクラブ”です

Maioka FC 釣り具研究所

砂ずり（スナズリ）の作り方

最適な釣り場	陸っぱりなら堤防でも磯でも問わない
ターゲット	投げ釣りで釣れる魚ならどんな魚でも
解説	砂ずりは投げ釣りやブッコミ釣りの仕掛けに欠かせないアイテムのひとつで、ヨリモドシと仕掛けの間に砂ずりを挟めば、仕掛けを引きずった際に海底の障害物で擦れやすい部分を保護することができるうえ、キャスト時の糸絡みも抑制することができる。 PR:DRESS（ドレス）でしか購入できないオリジナルのルアーや釣り具がたくさんある！まずはチェック！砂ずりを作れるようになれば投げ釣りやブッコミ釣りの仕掛けの自作も可能で、自分好みにカスタムできるため、よりよい釣果も期待できる。さらに市販仕掛けに頼る必要もなくなるので経済的でもある。また、釣り場で仕掛けの予備が底をついてしまっても、砂ずりがあれば急ごしらえすることもできる。釣り人として、砂ずりの作り方を覚えておいて損はないのだ。

余ったラインで砂ずりを作成する

解説

砂ずりの作成は余ったラインで十分。カレイ釣りの仕掛けによくある黒糸仕様にするだとか特別なこだわりがなければ、砂ずりを作るためにあえてラインを購入する必要はない。ちなみにわたしは、カゴ釣りで使用した4～6号のナイロン製の道糸を砂ずり用に転用している。
以下、砂ずりの作成手順。

1.ラインを取り、チチワを作る

まずラインの長さは、必要な砂ずりの長さ×2+15cm、に設定するのが基本。長さを2倍取るのは糸を折り返して寄り糸にするためであり、15cm余分に取るのはチチワを作ったりするためである。

2.棒状の物にラインを結束する

これは糸にテンションを掛ける必要があるため、足の指の間などに挟んで糸にテンションを掛けやすくする工夫である。

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3.糸にテンションを掛けつつよじっていく

棒を足の指、チチワに手の指を入れて、ピンと糸を張りながら一方向にチチワに入れた指を回していく。チチワから指がギリギリ抜ける程度にまで糸をよじるのがコツ。また、糸のテンションをキープし続けることも非常に重要だ。

4.糸の真ん中に人差し指を入れて折り返し、寄り糸にする

糸の真ん中に人差し指を入れて折り返し、折り返した先の糸と糸を逆の手の指でしっかり挟む。人差し指が入った折り返しポイントのすぐ下を中指と親指でしっかりと挟む。糸のテンションをキープしつつ、中指と親指の力を少しだけゆるめてやると、糸が自然と寄れていく。慣れるまではグシャッとなってしまうことも多いが、4～5本練習すればすぐにうまくできるようになる。

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5.キレイに寄り糸が作れたら、棒と糸との結束部を切断し、2回くぐしのハーフヒッチで止めれば完成

キレイに寄り糸が作れたら、棒と糸との結束部を切断し、2回くぐしのハーフヒッチで止めれば完成

4の工程までで砂ずりはほぼ完成しているが、最後に寄り糸がほどけないようにしっかりと結ぶ。以上で砂ずりの完成。

砂ずりの収納および持ち運び

解説	砂ずりの収納および持ち運びはフリーザーバッグに入れるのが一番。コンパクトかつバラバラにならずにしまえ、かつ取り出しやすい。多少糸グセはついてしまうが、強く引っ張れば簡単に補正することができる。お試しあれ。